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Plant a seed

カナダは移民の国です。移民対策に寛容で「多様性は国の力」と公言するカナダの裏側に、語られて来なかった影のストーリーがあります。過去160年もの間、先住民の子供たちは強制的に寄宿舎に入れさせられ、彼らの文化や権利が迫害を受けた悲しい歴史があります。寄宿舎に送られた子供の数は累計15万人と言われ、何と1996年まで続いたのです。今年の5月、BC州にあった先住民寄宿学校の跡地で215人の子供の遺骨が発見されたニュースが報道された時、カナダ人の誰しもに衝撃が走ったのではないでしょうか。
今年の9月30日に新しく出来た祝日「National Day for Truth and Reconciliation」(真実と和解のための日)は、国や州政府が過去の過ちを認め、問題と向き合うために生まれました。負の歴史と向き合い、新しい和解の歴史のスタートを切る1つの種になって行くのではないでしょうか。

そんな記念すべく祝日の翌日、個人的にも記念すべく1日がやって来ました!去年の4月からローカルに着目した支援活動に取り組んで来たオンラインメディア・VOICE。1年半と125件のインタビューを経て募った基金を、未来の種の為に使う日がやって来たのです。

コロナ禍の苦境の中で、VOICEに賛同し寄付をはじめ様々な形で応援してくれた人達の想いをど紡いで行くのがベストか?答えは、とても早い段階から「環境問題と未来の子供達にの為に役立てよう!」と決まっていました。

VOICEの活動を通して、地元で海洋プラスチック問題に取り組んでいるNPO団体のOcean Ambassadors Canada (オーシャン・アンバサダーズ・カナダ)と出会い、彼らが主宰する小中学生を対象にしたOcean Camp(オーシャン・キャンプ)という課外授業に低所得家庭の子供達を招待する事を目標に活動して来ました。先祖代々からの土地を奪われ、自然と共存する文化を忘れてしまった先住民の現状に敏感なOACから、「在学生の100%が先住民の子供や知的障害児であるX’pey Elemetay Schoolの生徒を招待してはどうだろう?」と提案された時も、迷わず賛成しました。

10月1日のこの日は長く続いた秋雨も止み、久しぶりに太陽の日差しが心地よく感じる穏やかな朝からスタートしました。課外事業の開催場所に選んだKitsilano Beach(キツラノビーチ)は、風もなく湖のような静かな海が広がっていました。「子供たちがパドリングするには最高の日だね」とスタッフと話していると、私達がアレンジしたスクールバスから降りてくる15人の子供たちの賑やかな声が聞こえて来ました。車で15分ほどの場所に学校があるにも関わらず、子供たちのほとんどは、バンクーバーの西側にあるキツラノビーチに来た事がありません。海を経験するのが初めての子もいます。朝起きた時には両親が不在で、登校するのに先生が迎えに行く生徒もいるそうです。そんな子供たちにこの日は思いっきり海を楽しんでもらおう。自然と触れ合ってもらおう。スタンドアップパドルを一緒に楽しもう。そう思うと、私自身の胸も高鳴って前日の夜はなかなか寝付けませんでした。

特に人生初のスタンドアップパドル体験をする子供たちは、もう大騒ぎ!水が冷たいだの、ウェットスーツが着心地悪いだの、色々騒いだ後にいざ海の上に出るとその眼差しは真剣。おっかなびっくりで大人しく漕ぎ始めるも、少し落ち着いて来るとわざと海の中に落ちてはしゃいだり、本当に可愛いらしい光景でした。

海辺での海洋生物の観察もまた微笑ましい。

自分が見つけたカニの赤ちゃんに名前までつけてずっ~と大切に手のひらに持っていた女の子もいました。カニの雄雌の分別方法や海洋プラスチックのライフサイクルなど、OACのスタッフの熱心な授業を子供たちと一緒に私まで楽しく勉強させてもらいました。

VOICEに賛同してくれたウェストバンクーバー のカフェ、Anchor(アンカー)のクッキーとブラウニー、そしてビーガンホットチョコレートを提供してくれたZimt Chocolate(ジムト・チョコレート)の差し入れもあって、子供たちのテンションは終始マックス状態に…!

約4時間の課外授業が終わる頃には、大人の方がぐったり疲れましたが、別れ際に1人1人抱きしめてあげたくなる程の愛おしい時間を過ごさせて貰いました。

「学校のクラスの中での表情と違って、みんな生き生きしていたわ。それもそうよね、先住民の子供たちは本来なら自然と共に生きているんだから。」と、学校の先生と交わした会話がとても印象的でした。そして最後に、昨日の「真実と和解のための日」の為に学校で作ったと言うピンバッチをプレゼントしてくれました。何だか素晴らしい勲章を貰ったようなそんな気持ちになり胸が熱くなりました。

15人の子供たちが、この日のことをどれだけ記憶してくれるだろうか。海洋生物とプラスチック問題の話など、すっかり忘れてしまうのかもしれない。パドリングの楽しい思い出だったり、カニや貝を拾ったことだけでも覚えていてくれたら、それで良い。そんな小さな思い出がいつか大きな変化を起こす1つの種となるかもしれないから。未来に向けて小さな種蒔きをさせて貰えただけでも、私にとっては大きな大きな出来事でした。

Land and Sea

どんな時代でも、どんな場所でも、人の心を感動させる普遍的な美しさに私は惹かれます。カナダの大自然は、そんな普遍的な美を、いつもさらりと私の前に繰り広げてきます。

カナダの夏は毎年9月最初の月曜日、Labour Day(レイバー・デイ)の祝日と共に終わりを告げる気がします。この日を過ぎると途端に肌寒さを感じる曇りや雨の日が多くなり、長い冬への扉が少しづつ開き始めるのです。カナダ人は6月~8月の短い夏を謳歌する為に、本当に情熱的に各地方へ駆け巡ります。「夏の間はローカル(地元)のお客とほとんど会わなくなるの。」と、近所の小売店の人が言っていた言葉をふと思い出しました。

7月末までずっと日本に滞在していた私にとって、カナダの夏は数週間しか残っていませんでしたが、1年で最も活動的で美しい季節を逃すまいと、私も残りわずかな夏の日々を精一杯謳歌しました。9月頭にキャンプで訪れたバンクーバー島にあるMiracle Beach(ミラクルビーチ)。ここを拠点とした夏休みは、特に最高の時間となりました。

何キロメートルにも伸びる砂浜に、穏やかでガラスのような海。その優しい海の向こう側には本土沿岸にそびえ立つ氷河を抱いた山々が連なっています。南国のようなサンディービーチと青い海と雪山。シュールにも思えますが、これがカナダ西海岸の典型的な情景です。

朝の引き潮時には、沢山の海の生き物が顔を出します。特にびっくりしたのは、シーアスパラガス(厚岸草)の群生。海水で育つ為、かなりしょっぱいですが、私はこの塩気が大好きで生でポリポリ食べてしまいます。

引き潮の時間にしか姿を見せない自然のアート、砂紋も惚れ惚れする美しさでした。その場に足跡を残してしまったら申し訳ない程、完璧で繊細なグラフィカルアートです。夜は天の河がくっきり見える満天の星空を上に、満ちてくる波の音を聞きながら過ごしました。ミラクルビーチは1日に何通りもの違う美しさを見せてくれる場所です。

ミラクルビーチから車で30分ほど北上したCampbell River(キャンベルリーバー)と呼ばれる小さな町は、「サーモンキャピタル」と呼ばれるサーモン釣りのメッカです。9月頭と言うのに、既に沢山の釣り人で川は賑わっていました。そこからフェリー に乗ること10分。人口4,000人ほどの静かな島、Quadra Island(クアドラ島)にあっという間に到着します。船旅でたった10分の距離だけど、ここでは全く違う時間の流れと、抜群の透明度を誇る海が待っています。

海が豊かだと、生き物も豊か。ビーチ沿いには、生牡蠣やアサリがザクザク!!海岸を埋め尽くすように生息している海藻も青々しく輝いていて、とっても美味しそう!この日の夜、海の恵みで作ったアサリのビール蒸し、焼き牡蠣、海藻ラーメンは絶品でした。

クアドラ島には、カナダ最北端のワイナリーもあります。なんと偶然にもオーナー夫人が日系カナダ人の方で、オーガニックの葡萄で丁寧な優しいワイン作りをしています。地消地産の文化が根付くクアドラ島のシンプルな営みはとても贅沢に感じます。

美しさは海だけではありません。バンクーバー島の中部を占めるStrathcona Provincial Park (ストラスコーナ州立公園)は1911年に設立したBC州で最も古い州立公園です。むか~し昔、私の中学時代、バンクーバー現地校でここに修学旅行・野外研修で訪れたのを覚えています。2,458km2と言う広大な公園は、2,416km2と言う神奈川県面積と比較するとどれだけ広いか少し想像出来るでしょうか。そんなストラスコーナ州立公園は、まさにアウトドアのメッカ。ハイキング、カヌー、カヤック、釣り、ロッククライミング、スキー、と様々なアウトドアスポーツを楽しめます。

とにかく広いので、1日に1箇所と決めて行動するのが精一杯。とある1日、公園内にあるヘレン・マッケンジー湖とバトル湖を周遊する約10kmのトレイルをハイキングしました。Paradise Meadows(パラダイスメドウ)とも呼ばれるこのトレイルは、息を飲むほどの美しさで今回の旅のハイライトとなりました。

ちょうど夏から秋に移り変わるアルペン・ツンドラの紅葉時期で、その名の通りパラダイスの美しさです。大地を埋め尽くす草木の紅葉は満開の花畑のように、秋色のじゅうたんのように、鮮やかに辺り一面を染め上げていました。

沢山の小さな実をつけた山のブルーベリーや、甘~いハックルベリーなど、北の山の恵みも沢山楽しめました。それをご馳走に飛び交う野鳥達。以前からツンドラの紅葉を見たかった私は、パラダイスメドウのハイキングはちょっと別格で、終始足を止めては夢心地の気分に浸っていました。半日のハイキングが終わる頃にはちょっと寂しくなってしまうほど。。。

出口付近で子連れの家族がどのトレイルを進もうか迷っている様子だったので、思わず「このトレイルに行って!本当に最高だから!」と送り出しました。ストラスコーナ州立公園を再訪する時は、また必ず歩きたいトレイルです。

どんな時代でも、どんな場所でも、どんな人にも、自然はその美しさを惜しみなく披露し、人の心を充電してくれます。混沌とした世の中でも、海や山はただそこにあるだけで、全ての人に大きな喜びと感動を与えてくれます。その自然の一部になった時、人がどんなに小さく尊い存在かも気づかせてくれるのです。自然にしか成せない美の技に感服すると同時に、カナダの短い夏は、私にまた素晴らしい思い出をひとつ増やしてくれました。

Smell the flowers

4月の中旬から日本に一時帰国中の私に、バンクーバーの家のバルコニーから花便りが届きました。出発直前に撒いたスイートピー(さやえんどう)が元気よく開花している様です。花の後はちゃんと実をつけてくれるだろうか。。。写真を見ながらそんな事を思いつつ、この夏、我が家の小さなバルコニーガーデンの成長が見れずにちょっと寂しい気持ちになりました。

バンクーバーでは、春から夏にかけてそこら中に花が咲き乱れ、通りを歩いているだけでもふんわりと甘い香りが漂い、何とも夢心地な気分になります。特に夏に咲くワイルドローズの香りは格別です。

その反面、東京にいる時間は自然を身近に感じることが極端に少なくなります。都会の時間の流れが早すぎるのか、それとも眠らない都市のノイズの影響か、この2ヶ月ほどジャーナルに書く言葉がなかなか湧いて来ませんでした。身の回りの環境が人に与える影響は、自分の想像以上に大きいものではないかとつくづく思います。

都会のど真ん中で、それでも私は自然を探しているのでしょう。最近、何気なく道端や住宅地の片隅に咲いている花を目にする度に、可愛くて思わず足を止めてしまいます。

名前の知らない花に遭遇すると「あら、あなたのお名前なんて言うの?」と、つい心の中で尋ねてみたり…。

そして、決して理想的な環境でなくともカラフルに、可憐に、そして逞しく咲く花の姿にちょっと元気をもらったりします。

美しい花や小さな自然の営みを目にすると、またふわっと頭の中に言葉が浮かんで来て面白いものです。普段カナダではごく自然にジャーナルを書いていますが、私の語る言葉は単純にカナダの美しい情景にいざなわれているものなのかもしれません。

忙しく走り回る東京で自分の言葉を見つめる時間はなかなか無いですが、どんな忙しい日常でも、 ちょっと足を止めて花と会話をする時間を大切にしたいなと思います。

最後に、スイートピーの花言葉は花の色によって異なる様ですが、一番響く言葉は「ほのかな喜び」。私と花の時間にぴったりと合う言葉です。

Finding Beauty

メイクアップアーティストという仕事は、一般的に華やかに思われがちですが、私は縁の下の力持ち的職業だと思っています。メイクを施す相手が誰であれ個人の魅力を最大限に引き出して、美しく輝かせるお手伝いをすること。外見だけでなく内面からも滲み出てくる美しさ、その場の空気や、仕草、会話から感じ取ったものを一緒にキャッチしながら総体的な美を創り出せた時、喜びに近い達成感があります。華やかな面を陰ながらサポートする、そんな仕事に情熱を抱きます。

コロナ禍で発足したローカルサポートVOICEにも、最近それに似た情熱や喜びを感じています。昨年3月20日にBC州全てのレストラン営業の閉鎖が発表され、5月6日の規制緩和まで約1ヶ月半続いたロックダウン。誰も経験したことのない厳しい状況下で、自分達のクリエティビティーをどう活かせるのか?そんな1つの問いからVOICEは始まりました。カメラマンの夫が写真を撮り、私が取材し記事を書く。以前から執筆は好きでオンライン・ジャーナルや雑誌などの執筆活動は多少していましたが、日本語と英語で書くのは大違い!母国語でない英文で長文を書き下ろす事は、今でも大変な労力と時間が掛かる作業です。しかもネイティブのカナダ人が読むのだから、更なるプレッシャーが掛かります。でも、道具がメイクであれ言葉であれ、個人を掘り下げてその人の美しい部分を引き出す作業は、とてもやりがいがあります。

試行錯誤を繰り返し、ご縁がご縁を繋ぎ、VOICEはこの1年で100人以上のローカルビジネスを取材して来ました。そして、今年からSNSだけでなく、オンラインメディアとして新しいスタートを切りました。VOICEは、食レポの様にどのメニューが美味しいとか、レストランや商品の味のうんちくはあまり語りません。それよりも、オーナーや生産者自らが歩んで来たそれぞれの旅路を私達のレンズを通しながらVOICE(声)としてお届けしています。企業したきっかけや何を大切に生きているのか、食や社会への今後のビジョンなど、メニューや商品には書かれていないけれど、大きな軸となっている裏の素顔と情熱に光を当てるよう努めています。

 

仲間も増え、友情も沢山芽生えました。私は紅茶が大好きで、地元のJusTea(ジャスティー)を取材した時は、前日からワクワクが止まりませんでした。ジャスティーは、父と息子のポールが始めたソーシャル・ビジネス(社会的企業)で、ケニアに自社紅茶農園を持ち茶葉を栽培し、直輸入する事でケニア人農家の経済的自立と地位向上を目指しています。ケニアは世界一の紅茶の生産国ですが、それを知る人はあまりいません。何故ならケニアの茶葉は大企業に安価で買い占められ、ティーバックとして大量生産の道を辿るので生産地が表記される事がないのです。この様に茶葉を細かく潰して詰め込んだ安価のティーバッグの事を紅茶業界では「Dust Tea」(埃のお茶)と呼ぶそうです。

ジャスティーの茶葉はティーバックではなく、全てホールリーフ(茶葉そのままの形を残したもの)です。ブレンドされるその他の原料も全てフェアトレードです。お茶の缶には可愛らしいオリーブの木で作られた計量スプーンが付属されていて、このスプーンもコロナ禍で観光業が大打撃を受けたケニアの工芸職人の雇用に貢献しています。お茶ソムリエの資格を持つポールですが、起業前はBean Around the Worldと言う西海岸全域にある大型コーヒーショップで働いていた面白い経歴の持ち主でもあります。

私も数年前に仕事でケニアに行った事があり、一気に意気投合。4月22日(アースデー)までにジャスティー・オンラインショップで買い物をする際に「VOICE10」のクーポンコードを入力すると、全ての商品が10%引きになります。更に売上げの10%をVOICEと私達が支援する地元の環境保護団体に充てると言う太っ腹企画を提案をしてくれました!ジャスティーのお茶を来客に淹れると、必ず皆「美味しい!どこの紅茶?」と聞いて来ます。私はジャスティーを飲む度に、ポールの熱弁とケニアのロケの思い出が頭を駆け巡ります。

ジャスティーの他に、East Van Jam(イースト・バン・ジャム)というローカルジャムも3月末までVOICEとチャリティー企画を組んで貰っているブランドです。イースト・バン・ジャムの創設者のナタリーは2児の母親であり、個人事業主です。

一般のジャムはフルーツと砂糖の比率が1対1であるのに対して、ナタリーのジャムは4:1と圧倒的にフルーツが優勢。しかも、使用するフルーツは、ストロべリー、ブルーベリー、ネクタリン、ラズベリー等、全てBC州産のフルーツを扱っています。ノーズピアスをして個性的な彼女に相応しく、各ジャムのフレーバーに由来するユニークなキャラクターが瓶に描かれ、フレーバーの説明ではなくそのキャラクターの性格が記されていると言う、ちょっとユニークなブランドです。イースト・バン・ジャムは、ジャムというよりフルーツの塊を食べている様なそんなフレッシュさがあります。

またナタリーも慈善活動に熱心な女性で、売上げの一部をアーティスト基金や食料支援基金などに積極的に寄付しています。「いくら支援してもしきれない社会問題がまだまだ沢山ある。今年は沢山ジャムを作ってどの年よりも沢山寄付に充てる」と、涙ぐみながら話す彼女に感銘を受けました。

因みに、イースト・バン・ジャムの「Serene Nectarine」(セリーン・ネクタリン)という名の「独立して自給自足力があり、親切心と愛を常に持つ」ネクタリン・ジャムをオンラインショップで購入すると、20%がVOICEとローカル環境保護団体に寄付されます。このジャムはチェダーチーズとクラッカーと相性抜群なんだとか。

気がつけば、自分達のローカルサポートはお互いをサポートする関係になって来ています。互いに支え合い磨き合って、美しい光を世に放つことが出来たらと、そんな想いを胸にいつもVOICEの取材に出掛けます。美を表現する形は何であれ、そこに陰ながら貢献出来る事がやはり嬉しい毎日です。

VOICEはこちらより読みに来てください。週2位のペースでバンクーバーの美しいVOICEをアップしています➡️ https://yushiin.com/voice/

Photos by YUSHiiN LABO

Hope and Cheer

柔らかい日差しが半年ぶりに戻って来て、春の訪れを感じる季節になりました。バンクーバーで春を感じる最初のサインは、クロッカスの群衆とスノードロップでしょう。クロッカスの花言葉は「青春の喜び」「元気」、そしてスノードロップの花言葉は「希望」「慰め」。どちらも春めいてくる時間の中で、心が浮き立ってくるようなそんな響きがします。

カナダの春は、生命力の強さを教えてくれます。まだ背後の山々には雪景色が広がり、ピンと張り詰めた冷たい空気が吹く中で、新しい命が芽吹く瞬間が私は大好きです。

特にクロッカスの群生はお見事。誰かが袋一杯の種を溢してしまったかと思うほど、木の根元や日当たりの良い芝生の上にお花畑のように咲き乱れます。一斉に太陽の方向を向いて、小ぶりで鮮やかな花を咲かせる力強いクロッカスの姿が、長い冬の終わりと共にやって来る春の時間を知らせてくれます。

クロッカスに続いて、霜や凍結にも負けずに勢いよく芽吹いて来る命はこの頃どんどん加速します。家の外のプランターに忘れたように植えてあったチューリップの球根がニョキニョキ芽を出始めました。

冬に植え付けたガーリックの芽も日々元気に伸びて行きます。今年の夏は初めて自らガーリックの収穫が出来るかな、と今からわくわくしています。

芽吹くのは種や球根だけではありません。黄色い枝を茂らせるサボテンのような形をした不思議な樹木が近所の公園に存在するのですが、毎年冬も終盤になると根元の大きな幹だけを残して市の役員が容赦なく剪定します。今年は偶然その剪定日に遭遇して、公園に大量に切り落とされた黄色い枝が無作法に放置されていました。しばらく観察していると、おばさんがいそいそとやって来て枝を拾い始めました。思わず、「その枝どうするんですか?」と尋ねてみると、「この枝は強くて丈夫で、ガーデニングに使うの。トマトや胡瓜などの支柱に最適よ。しかも、土に差し込んで置くと可愛らしい緑の葉っぱが芽吹くのよ!」と詳しく教えてくれました。市の方も、近隣の住人がガーデニング等にこの枝を再利用するのを知っているそうで、切り落とした枝を「ご自由にどうぞ」と言わんばかりに放置しています。おばさんと立ち話をしている最中に、どこから噂を聞きつけたか、人々が続々やって来て枝を拾い始めていました。

私も真似して数本持ち帰り水挿ししておくと、数週間後に緑色の小さな葉っぱがあちらこちらから顔を出し始めて、とっても可愛い!今ではちょっとした室内のミニオアシスになっています。

とある海岸沿いに生息していたローズマリーの生命力も強いです。ちょっと摘んで持ち帰り生けておくと、可愛らしいラベンダー色の花を咲かせてくれました。ローズマリーは簡単に挿木も出来て比較的簡単に増やすことが出来ます。

一見止まった景色の中に、新しい小さなパワーが宿っている。生命とは短く、はかなく、けれど強く根性あるものなのではないでしょうか。「希望」と「元気」と言う言葉がぴったりの春になって欲しいと今年はより一層強く思います。

Charitable Mind

クリスマスが近づくと、カナダでは様々な慈善活動や、寄付の話や、小さな人助けの話題が普段より目立ち始めます。今まで慈善活動と聞くと何だか敷居が高い印象がありましたが、今年はローカル支援プロジェクトVOICEを通じてチャリティー団体への寄付など、「人助け」についてより具体的に考えるきっかけが増えました。また、自らの活動を通して別の素晴らしい活動とを知る貴重な機会にも恵まれました。

移民国家カナダは、国民の5人に1人が移民と言われています。「多様性は国の力」と寛容な移民政策を掲げ、特にこの数年はシリアからの難民や移民を公約の25,000人以上受け入れて来ました。バンクーバーでも、さすが移民の国カナダ!と感心させられるローカル事業があります。

バンクーバー在住のシリア難民女性の経済的自立と社会的融合を手助けするTayybeh(タイベ)」母国を追われ、新天地のバンクーバーで何が出来るのか。深い悲しみと無力さと戦う女性達の為に料理を作る場所を提供すること、それがタイベの目的です。

タイベとはシリア語で、シリア人女性が共同で料理をすると言う意味があるそうです。シリアの女性はとにかく料理に情熱的で、母国では家族に限らず親戚やご近所の為にも四六時中キッチンに立って沢山の料理を作るそうです。大勢が食事を囲みながら賑やかに食べるのがシリアの文化で、シリア人女性達はその食を提供することに強い誇りと情熱を持っています。

各家庭に伝わる秘伝のレシピやお気に入りの伝統料理をタイベの共同キッチンで作り、ケータリングサービスやオンラインデリバリーなどでバンクーバー市民に提供しています。シリア料理は、大勢で取り分けられる様な豆のサラダ、ディップ、ミートボール、野菜やチーズが詰まったペイストリーなど日本人の口にも合うものばかり!

共同キッチンでは喪失感や孤独感から解放され、想像を絶する苦境を経てバンクーバー に辿り着いたシリア人女性の新たな交流の場にもなっています。タイベで働く女性は皆働くことが初めてと言います。仕事をする楽しさを学び、仲間同志で交換したレシピを家に持ち帰っては、また料理に励むのだそうです。タイベの料理をオーダーし食べること、それはシリア難民女性の自立に貢献すること。新しい人生を切り開いて行こうとするたくましい女性の姿がそこにはあります。

今年は、もう1つ違う慈善団体と出会いましたHives for Humanity(ハイブス フォー ヒュマニティー:以下 、H4Hと言う、地元で養蜂とその蜂蜜を商品にしている団体です。キャッチーな名前と目を引くモダンなパッケージで、地元のスーパーマーケットやレストランなどでも取り扱われています。私も以前から興味はありましたが、「ローカルハニーのブランドね」位の意識しかありませんでした。

バンクーバーのダウンタウン東側は、ホームレスや麻薬中毒者が集まる非常に治安が悪い地域で知られています。H4Hのオフィスはそのすぐ側にあり、21箇所ある彼らの養蜂所の多くもその近所に開設しています。社会から疎外された人達に自然と触れ合うガーデニングと養蜂の仕事を教えて、彼らの心を癒し更生するきっかけを作る立派な目的があります。

植物を育て、蜂蜜を作り、ミツロウでバームやキャンドルを作る作業は「自分の日常にとても癒しをもたらしてくれる」と皆、口を揃えて語ってくれます。行き場所を失った彼らが、力を合わせて立ち直る道を選び、懸命に自分たちのペースで社会復帰を目指す姿はとても胸が熱くなりました。

「人助け」は、使命を持って組織的に取り組むこともあれば、11人が小さな意識を持つだけで貢献することも出来るはずです。慈善活動のストーリーを知ることで、店頭で彼らの商品を見かけたら買って応援してあげる。食べて応援したり、友人との会話の中で彼らの活動を拡散することだって出来ます。人を助ける姿勢に大小はなく、実はとてもシンプルな気がします。そして、支援される側も自らの力で変わろうと努力している姿を想像してあげること。そんな小さな循環が紡がれるカタチが、「人助け」なのではないでしょうか。

インタビュー記事はこちらから⬇️

Tayybeh(タイベ) : VOICE-90 ①  、

Hives For Humanity (H4H): VOICE-96 ①、

Interview Photos by YUSHiiN LABO

Life in New Normal

まだ緊急事態宣言が敷かれているバンクーバーですが、2ヶ月に及ぶロックダウンは終わり第2ステージに入りました。前代未聞のロックダウンを振り返ったとき、人の数だけ様々な時間の過ごし方があったと思います。そして、私の時間は「駆け抜けた」という言葉が一番しっくり来ます。

2ヶ月間必要不可欠な外出は禁じられていたものの、途中から始動したボランティア活動もあって、忙しくローカルコミュニティーを駆け巡る日々でした。まさか自分がこんなにもローカルの輪に入って行くとは正直思ってもいませんでした。常にバンクーバーを出たり入ったりしていた私に、1つの場所で「根を張る」面白さと奥深さをロックダウン生活は教えてくれました。

今までやろうと思っていたけど手をつけていなかった事柄にも、色々と着手する時間が増えました。

理想の自給自足生活に向かって、去年より多くの野菜の種とハーブを植えてお勉強。バルコニー栽培なれど、工夫をすると大きい野菜もちゃんと作れます。春先に3週間ほどかけてこしらえた種芋も、今ではバルコニーにグリーンオアシスの様にすくすく成長し、命を育てる楽しさを実感しています。

興味が湧いた料理も片っ端からチャレンジ!手間が掛かって苦手なお菓子作り、ボーンブロスやずっとトライしたかった手作りピザを仕込んでみたり。SNSで見た美味しそうなレシピをあれやこれやと試して、ロックダウン生活の前半はほぼキッチンに立って「食」と向き合っていました。

オンラインビューティーの新しい可能性を見出したのもこの時期です。少しでも癒しと自分磨きの時間を必要とする女性のためにオンラインレッスンをトライしてみた結果、現場主義の私の価値観を塗り替えてくれる良いきっかけとなりました。つい先日は、お声を頂き顔面麻痺で悩んでいる男女20名に向けてリンパドレナージュマッサージ ZOOMオンラインレッスンを開催しました。オンライン硬派の私が、まさかこんなレッスンをする日が来るとは数ヶ月前は全く想像していなかった出来事でした。

ロックダウンがなかったら、きっと出会わなかった人や後回しにしていた事が沢山あった事に気づかされます。

私の好きな本の中に、「Life is what happnes to you when you are making other plans」(人生とは、何かを計画している時に起きてしまう別の出来事)と言う印象的な言葉があります。ある意味、自分では全くコントロールが効かない予想外の出来事が、新しい情熱や人生で本当に大切なものを照らし出してくれるものだと改めて感じます。

まだ駆け抜けている途中ですが、この緊急事態のトンネルの先に「元の生活」ではなく、新しい世界、そして新しい自分がいて欲しい。「New Normal=新しい日常」を謳歌できるように、厳しさもあるけれどギフトの様な今の時間を与えられている事に感謝です。

 

Hear Our VOICE!

今、私の世界はローカル一色です。日本とカナダを頻繁に行き来している私にとって、カナダは心の充電をする大好きな場所。ロックダウン生活は、そんなカナダの生活環境に腰を下ろし、自分の周りを見つめ直す良い機会になっています。

クリエイターとして、ローカルを愛する1人として、今何が出来るだろう?そんな想いからVOICE(ヴォイス)はスタートしました。

VOICEは、カメラマンである夫と一緒に、現在苦境に立たされているローカルの飲食業に関わる人達を回り、彼らのポートレイト写真とメッセージをソーシャルメディアを通して紹介する活動です。彼らのリアルな「顔」と「言葉」で、地元に根付いた安心安全な食を知って貰うと同時に、テイクアウトやデリバリーで必死に経営を繋いでいるお店をサポートして欲しい、と言うメッセージを伝えています。

4月中旬から始めたVOICE。もうすぐ1ヶ月が経ちますが、お陰で毎日が忙しくあっという間に過ぎていきます。私達夫婦はこの壮大な国カナダで、敢えて車を持たない生活をしているので、徒歩やバスを乗り継いて目的の場所へと向かいます。その途中で偶然出会う隠れ家的なお店もあったり、自分の足で歩いて回る楽しさを日々実感しています。

そして何より、ローカルの食文化を築いている素晴らしい人達と日々出会えることは大きな喜びです。馴染みあるお店でも、普段は慌ただしくキッチンやフロアーで働くシェフやオーナーとじっくり会話する機会はなかなかありません。彼らから今の状況や食に対する想い、1皿ごとに込められたストーリーを聞くことで、私のローカル愛は益々強くなっています。

お互い大変な状況にも関わらず、「来てくれてありがとう!」と新鮮な食材を手渡してくれたり、その場でサッとおもてなしランチを拵えてくれたり。サポートに来ている私達が、逆にサポートされたり倍の元気を貰ったりと、どんなに大きな原動力となっているか計り知れません。

決して自分達ばかりでなく、どんな時でも他者を考え、「あのお店にはもう行った?」「あの人も訪ねてごらんよ!」と教えてくれる姿勢が心を温かくしてくれます。

VOICEがスタートしてから、お店を個人の名前で知ることができ、ローカルの食の繋がりにもかなり詳しくなりました!

長期に及ぶロックダウン生活の中で、私はより一層自分の住むローカルを愛おしい眼差しで見つめています。彩り豊かなコミュニティーにしてくれているのは、小さいながら存在するローカルの人達です。これからまた自由に移動が出来る世の中になっても、この小さなコミュニティーがカラフルであり続けて欲しい。VOICEを通しての新しい出会いは、ロックダウン生活で私の1番の宝物になりつつあります。

是非、VOICEの活動のフォローをお願いします💛

インスタグラム:@yushiin_labo_

フェイスブック:YUSHiiN LABO

Be a Good Noise

世界の困惑をよそに、バンクーバーでも桜が咲き始めました。自然は人間の活動や心情に関係なく、忠実に1年のサイクルを営んでいます。

去年同じ頃にバンクーバーで眺める桜のジャーナルを書きましたが、その時と今の状況がこんな変化を遂げるとは、誰が予想したでしょう。人生は何が起きるか分からない「ま坂」がありますが、自分を取り巻くこの世界もまたサプライズの連続であることを思い知らされます。

そんな困惑状況の中で、良い情報、悪い情報、偽りの情報と、とても沢山のノイズ(音)に囲まれて生活している人も多いと思いますが、私は最近とてもカナダらしいノイズを耳にします。

バンクーバーでも今、「STAY HOME」が基本ルール。コロナウィルス感染拡大の阻止対策として、市民は在宅を強いられています。その影響で走る車が減ったからか、毎朝小鳥の鳴き声がとても活発に、より鮮明に聞こえるようになりました。鳥達はいつも通りの行いでも、きっと今までは、忙しく行き交う通勤の車のノイズでかき消されていたのでしょう。空が薄っすらと明るくなると同時に、鳥達の賑やかな挨拶が、まるでアウトドアでキャンプしているかのように聞こえて来ます。この自然の目覚ましがとても心地良く、最近はよりスッキリと起きられます。

7時になると、今度は違うノイズが聞こえて来ます。それは現在、医療の最前線で絶え間ない闘いを強いられている医療従事者達に向けて、バンクーバー市民が敬意を表すノイズです。7時ジャストになると、多くの住人が自宅のバルコニーから顔を出し、鍋を叩いたり、笛を吹いたり、拍手をしたりと、勇敢な医療従事者達を称えます。毎晩7時に病院のシフトチェンジがあるそうで、このタイミングでエールを送るのです。初めてこのノイズを聞いた時は、近所で何の騒ぎだろう?と不思議に思っていましたが、日に日に増すこの敬意のノイズに、今は私も毎晩楽しみに参加させてもらっています。

そして今までに増して、「THANK YOU」(ありがとう)の言葉が飛び交っている気がします。コロナウィルスの影響により無料でバス運行をしているドライバー達にも乗客はいつものように「ありがとう」と言って下車します。スーパーのレジ係の人にも「ありがとう」。ゴミ収集車にも「ありがとう」。そして、まだ辛うじてお店を開けることのできるローカルショップに行くと、「こんな状況の中、来店してくれてありがとう」と逆に返されます。不便な生活、不安な心境の中で聞く「ありがとう」は、何か特別な重みを感じます。

どんなノイズを自分の耳に取り込むかによって、自分の気持ちも大きく変わっていくものです。こんな時だからこそ、ポシティブなノイズに耳を傾け、自分も良いノイズを放っていけるように、日々過ごしていきたいです。

 

 

Mirror Lake

もし自分の内面を映し出す鏡があるとしたら、それは静止した湖面であって欲しい。ひと吹きの風もなく冬の澄み切った青空と柔らかい光とともに、外の世界と水面に映り込む内側の世界が完璧にシンクロした風景を見る度、そう思います。

私は「ビューティー」を語る際、必ず外側と内側のビューティーを一緒にお話します。若い頃は外観のビューティーにばかり関心が行っていたけれど、歳を重ね様々な経験を積んで来た中で、自分の外側と内側は密接に繋がり、どちらもそれぞれ色濃く反映していくものと感じるようになりました。

高価なクリームや美しいメイクアップで外側だけを整えても、暴飲暴食の生活をしていたり睡眠不足であったりと乱れたライフスタイルを送っていると、必ず「肌」に表れてきます。ストレスや自分の心情が、「顔」に表れてきます。反対に、綺麗なメイクを纏うことで幸せを感じたり、自信に繋がったり、その人の原動力を高めてくれたりもします。「ビューティー」とは、外側と内側が完璧なバランスにあってこそ、最大限に輝きを増すものではないでしょうか。

1ヶ月半ぶりにカナダに戻って来ると、日本にいた自分は外側の意識に偏りがちであった事に気がつきました。新商品や最高峰のスキンケアやメイクに触れる機会や、情報とモノが溢れる社会で刺激的で充実した時間を過ごしていた反面、「独りの時間」や「自分の内面を見つめる時間」が極端に少なくなっていました。生活のスピードが余りにも違うので仕方ないけれど、大好きなこのジャーナルを書く心のゆとりも減ってしまったり。文章を書く際に「言葉は書くものではなく内側から溢れ出てくるもの」と以前聞いたことがありますが、本当にその通りだと思います。自分自身の時間を大切にしてこそ、外に放つ言葉が生まれてくる気がしています。

先日久しぶりに近所の冬のトレイルを歩き、湖面に映る幻想的な景色を眺めていたら、「外も内も美しく生きる」と言う自分の目指す在り方を示してもらっているようでした。もし、私の外側のビューティーが「第一線の都会(日本)にいる自分」であるとしたなら、きっと私の内側のビューティーは「カナダの自然の中で丁寧に生きる自分」が育んでくれているのでしょう。どちらも自分を形成し切っても切り離せないからこそ、その完璧な鏡のようなバランスが自分の「個性」=「トータルビューティー」として輝かせて行けたらと思うのです。

2月のカナダの森では冬の長雨にさらされた苔がキラキラと明るい緑で照らしています。

地表から溢れ出た雨水や雪解け水が、可愛い音色の支流をあちらこちらに作っています。

今年は春の訪れが早いのか、クロッカスが一斉に顔を出し始めました。そろそろ目映い春色のカナディアンビューティーが私の内面をどう彩ってくれるのかと心待ち遠しいです。

Fly High

カナダにいると空を見るのが一段と好きになります。遮るものがない壮大なキャンバスに無限大の可能性を魅せる空の表情は、自分の中に様々な感情と感動を涌き起こしてくれます。

特に冬の澄み切った空気に広がる夕暮れ時。どうしたらこんなに美しいグラデーションが、カラーが創造出来るのだろうと、いつもぼーーっと魅入ってしまうのです。

仕事柄、飛行機に乗ることも多く、上空から眺める空の景色も大好きです。大自然の中にいる時と同様に、上空を飛んでいる自分と空とその下の広がりは、いつも人の存在をとても儚く、そしてちっぽけに感じさせます。

通り過ぎる空の下、どんな人や生活が繰り広げられているのだろう。そして、長く遠く伸びた地平線のそのまた先の空の下。そこには何が待っているのか、まだ見ぬ景色にちょっとしたロマンを抱きます。

インターネット上で指先一つ動かせば簡単に情報が手に入る時代。人はあらゆる情報を「知った」つもりになったり、どこへでも「行った」つもりになりやすいのではないでしょうか。でも、真実はやはり自分の目で見て、手で触れて、風を感じ、匂いを嗅いでこそ、その人に語りかけてくる気がします。

新年早々、仕事で初めて中国に行く機会がありました。中国は常に興味がありいつか行ってみたいと思っていた国です。中国系の友人や実際に行ったことのある人、もちろんネット上でも沢山の情報を入手していたので、ある程度の知識は持っていたつもりでしたが、やはり百聞は一見に如かず!!実際に訪れてみると、想像以上のサプライズ、今までの見解や関心を改めてくれる貴重な機会となりました。そして何より現地に住むローカルの人達と直接触れ合い交流することが、一番の「真」の体験となるのだと思います。

その瞬間その場所に居ないと味わえない感覚は、空が描き出す「瞬間の美しさ」と似ていて、自分にとって必要不可欠な肥やしであり、さらに新しい広い視野へと導いてくれます。

そんな5感で感じる体験を大切に、自分自身を育んで行きたい。まだまだ限りなく存在する未知なる世界へと繋げてくれる美しい空の広がりを見ながら、2020年がスタートしました。

 

Charity Fun

チャリティー精神は、カナダに住んでいると日常的に触れる機会が多くあります。援助すること、寄付すること、人のために行動したり思うこと…。チャリティー 精神はあっても、どう始めれば良いか分からない、敷居が高い、お金に余裕がある人がやること、と難しいイメージを持っている人も多いかもしれません。カナダでは、チャリティーはごく身近にあるだけでなく、1つのイベントとして自分が思いっきり楽しむ場でもあるのです。

11月、北米屈指のスキーリゾート地、Whistler (ウィスラー)で毎年恒例の「牡蠣の早あけ世界大会」が行われました。ウィスラーのリステルホテルに隣接する高級レストラン、Bearfoot Bistro(ベアフットビストロ)が主催するこの大会は、今年で9年目を迎えたチャリティーイベント。

冬のプリプリの生牡蠣がフリーフローで食べれて、ワインメーカー24社、スピリッツ(蒸留酒)メーカー10社、ブリュワリー3社からお酒が振る舞われ、ベアフットビストロの創作小料理まで頂けると言う、牡蠣とお酒好きには夢のようなイベントです!

そして、収益金はローカルコミュニティーの基金へと寄付されるので、自分が食べて飲んで楽しみながら何かの役に立っていると言う、何とも嬉しいチャリティーイベント。

一夜でどれだけの牡蠣が消費されるかと思わず心配になる程、約1,000人の来場客はイベント開始と同時に牡蠣ブースで生牡蠣を頬張ります。この主役の牡蠣を毎年チャリティー提供しているソーミルベイ社のオーナー、スティーブン・ポーコックさんとの出会いは私の中で新しいチャリティー像を構築してくれたと同時に、このイベントの隠れたヒーローでした。

12年間牡蠣の養殖業をバンクーバー北西の沖合にあるリード島で家族で営むポーコック家。元は、イギリスのオックスフォードで農業を営み、カナダの内陸部に移住して来たそうです。内陸部でも同じ農業と家畜業を始めたけれど、冬の厳しい寒さに耐えきれず、気候が穏やかなカナダ西海岸に引っ越しを決め美しいリード島と出会ったのです。そこから、牡蠣の養殖がスタートしました。

陸の動物から海の産物にビジネス転身しても「全く違和感なかったよ。同じ生き物だからね」と柔らかく返すスティーブンさんの牡蠣は北米を中心に世界各地に発送されています。そして一番の売りはローカルエリア内への24時間発送!収穫後24時間以内にバンクーバー市内のレストランや近郊の町へと鮮度抜群の牡蠣を届けてくれます。

食が人を作るように、美味しい食(牡蠣)は人が作るのだと宣言するスティーブンさんの人柄と牡蠣への愛が、イベント会場で鮮明に溢れていました。単に鮮度だけでなく、サステイナビリティー&環境配慮を心掛けて育ったソーミルベイ社の牡蠣は、家族総勢でイベント前に長い時間をかけて準備され、無償提供され、またスティーブンさん自ら社員と一緒に四六時中手を休める事なく「牡蠣は体に良いからドンドン食べてね~!」と来場者に牡蠣をせっせと剥いてくれました。どんなに混み合っても笑顔と牡蠣を絶やさず、大会の優勝者には「うちの牡蠣を綺麗に早く剥いてくれてありがとう!」と言わんばかりの満面の笑みで握手を交わし、夜中のアフターパーティーも全力で駆け抜けちゃうスティーブンさん。これぞチャリティー精神をフルに謳歌している姿、と感じずにはいられませんでした。

世のため。人のため。そこに自分も喜ばせる時間があるチャリティーイベントは、無理なく等身大で、きっと誰でもすっと入って行けるはず。形式ばらずに、気がついたら何かの助けになっていたり。チャリティーとは、そんな純粋な喜びや遊びのマインドから生まれるもので良いと思うのです。自分の好きなことがチャリティー精神を育む。私も、大好きな牡蠣とワインを両手に貢献できて幸せ三昧のひと時を過ごしました。

Circle of Life 2019 – Fall in Cheakamus

バンクーバーから海岸沿いを70km以上北上した場所に、Cheakamus Center (チェカムスセンター)はあります。昔は先住民であるSquamish Nation(スコーミッシュ族)が暮らした土地で、165ヘクタールもの広大な自然をノースバンクーバー教育委員会が所有し、子供から大人まで参加できる様々な自然&生態系教育プログラムを提供している貴重な場所です。

チェカムスは「行く」より「呼ばれる」と言った方が何だかしっくり来ます。実際、チェカムスの森は普通の森とはちょっと違って精霊が宿っている、そんな雰囲気が漂っています。

太古のままの原生林は根元から枝の先までびっしり苔に蒸され、

ふかふかな絨毯の様な柔らかい土とサーモンが遡上してくる清流があり、秘密の基地みたいな森全体が何か語りかけてくる、そんな魅力があるのです。

10月初め、2年に1度遡上してくるピンクサーモンがチェカムス川を賑わせている季節に、スコーミッシュ族のメディスンマン、Henry Williams(ヘンリー・ウィリアムズ)さんから12,000年以上も前から伝わる薬草について学ぶワークショップがありました。Devil`s Club(デビルズクラブ)と呼ばれるその薬草は、名前の通り強い毒性を持ち、釘の様なトゲで枝全体が覆われています。

そんな危険な外皮を剥ぐと、青々しい香りと共に鮮やかな緑色をした内皮が顔を出します。

何故かこの青い皮だけに様々な効能があるそうで、お茶、ティンクチャー、バーム等にして、主に痛みを伴う病気や怪我、そして炎症などに効果があるそうです。北米ではアラスカ人参とも知られています。

現代社会に生きて来たヘンリーさん。奥さんの持病がきっかけで、忘れかけていた先祖の知恵が詰まった薬草療法の道に再び戻って来たそうです。森からの恩恵は偉大である。そんな語らいの中で、「デビルズクラブはマザー(母体)を残して刈って下さいね。また成長させないといけないからね。」と教えるヘンリーさんの柔らかい言葉に、先住民と自然界はお互いを敬い、とてもバランスのとれた関係性であることを垣間見ることが出来ました。

次にチェカムスに呼ばれたのは、1ヶ月後。森とサーモンについて学びに行きました。

前回のピンクサーモンに代わりシロサケが川に帰って来ていて、それを狙って西海岸中の白頭鷲がこの周辺に大集合!いつもは「見れてラッキー!」な鷲が、頭上を見渡すとあちこち優雅に秋空を仰ぐ姿がありました。

「わぁ!サーモンの匂いがする~!」と、一緒に参加していた地元の小学生くらいの女の子。森の中で学習しているとサーモンの香りが自然と分かるんだな、と感心してしまいました。チェカムスの森は10月から1月までの間、サーモンの香りが漂います。それは産卵を終えたサーモンや餌として食べられたサーモンの死骸が川岸に打ち上げられているからです。

死骸と言うより綺麗に食べられたサーモンは、まるで化石みたいに骨だけになっています。何て無駄なく食べるのだろう!!と思わず感動する程。

更に、この時期に転がっている骨のほとんどは先月勢い良く泳いでいたピンクサーモンと聞いてびっくり!死を迎えた跡のすぐ横で、別の命の群れが続き懸命に泳いでいる。。。生と死をチェカムス川の岸辺でリアルに見せつけられました。

でも悲しい死ではありません。サーモンの残骸は、川や海の栄養分となります。サーモンを食べた鳥や動物のフンは、森を豊かにします。白頭鷲は高い木の枝で優雅に食事をするのがお好みらしく、木の上でサーモンを食い尽くした後、ポトンと下に落とす事で土を育てます。

こうして川や海、そして森へと散らばったサーモンは自然界を豊かにしながら命のバトンを繋いで行くのだ。。。もちろんその昔、先住民もサーモンのお陰で冬が越せたそうです。生命の輪がリアルタイムで繰り広げられるチェカムスの森は、人間が忘れかけている大事なレッスンを教えてくれます。

自然の営みを今後もずっと紡いで行く為に、人間は何が出来るだろう?そんな問いかけをチェカムスの森は私達にそっと提示しているのかも知れません。都市に帰れば、車が走り、ネオンが瞬き、デジタル社会の真っ只中にいる生活だけど、ほんの少し足を伸ばしたその先には太古のリズムが昔から変わることなく繰り返されている。自然界では当たり前の生命の輪を目の当たりにすると、何故か背筋がシャンとする。その感覚を再確認するのがとても大切な気がして、またチェカムスの森に呼ばれたいと思うのです。

Photo by YUSHiiN

Powwow at Capilano Reserve

カナダの歴史は先住民なしには語れません。開拓時代からずっと社会的、経済的問題を背負う事になってしまった彼らは1万年も前からこの土地で独特の文化を育んでいました。2016年の統計によるとカナダの先住民は人口の約4.9%(1,673,780人)を占め、BC州だけでも約20万人が暮らし、198の違う部族、30の違う言語が存在します。

先住民という言葉は、最初は「Native Indian」(ネイティブ インディアン) から始まり、「First Nations」(ファーストネーションズ)と言う名称に変わりますが、Metis(メティス)と呼ばれる先住民とヨーロッパ移民の両方を祖先に持つ人々と、Inuit(イヌイット)と呼ばれる北極地方の人々はこれに含まれません。この3部族をまとめた「Aboriginal Peoples」(アボリジナル ピープルズ)という名称がより正しくなったかと思うと、その呼び方は嫌だ!という一部の部族に配慮して、現在正式には「Indigeneous People of Canada」(インディジナス ピープル オブ カナダ)という呼び方が主流です。彼らを表現する言葉一つをとっても、先住民とカナダの歴史はかなり複雑なのです。

影なる歴史はありますが、彼らの独特の文化と伝統はとても魅力的で興味深いです。

ノースバンクーバーにある先住民居住地区で毎年恒例の「Squamish Nation Youth Powwow」(スコーミッシュ ネーション ユース パウワウ)と言うお祭りがあり、今年で32回目になるイベントに行って来ました。Powwowとは踊りの祭り・集会を意味します。会場で踊り、歌い、語り合い、伝統食や工芸品が並び、とても賑やかなイベントです。場所によっては数時間で終わるものもあれば何日間も続くものもあるそうで、スコーミッシュ ネーションのPowwow3日間と比較的大きなお祭り。

日本の盆踊り感覚と言ったら語弊があるかもしれませんが、炎天下の中、みんな色とりどりの衣装を纏い踊り続け、今年のダンスチャンピョンを選びます。頭に狼を被ったり、三つ編みからイタチがぶら下がっていたり、大きな羽根や賑やかに鳴り響く鈴を全身に纏い、まるで美しいファッションショーの中にいる様でした。特に、後ろ姿が勇ましく美しい!

工芸品のショップが立ち並び、お祭りの目玉の伝統サーモンステーキが振る舞われます。

詳しいルールはわかりませんが、大きな広場に円形になってダンススーペースがあり、基本MCが仕切っているけど自分の好きな歌になったら中央に出て来て好きに踊る、みたいな自由さが新鮮。中には神聖な歌や踊りもあり、その最中は写真・動画撮影は硬く禁じられます。彼らの守るべきもの、継承すべきものは余りにも大きく、儚く、そんな一面を垣間見た感じがします。

Powwowは部族の若い世代の為の文化交流の場としても大切な役割を担っているそう。

華やかな衣装と踊りに見入っているといつもとは違う世界にタイムスリップした感覚になります。ふと長老が「ホットドッグとアイスティー買って来て~!」と家族に叫んでいる声で、現代社会に引き戻され、彼らも皆同じ時代を生きているのだと気づかされます。

ちなみに、Squamish Nation1人、Joe  Capilano(1895-1910)は先住民の権利と伝統を守るために戦った先代リーダーで、この様な集いの場でよく語られる名前です。気がつけば、Capilano River, Capilano Road, Capilano Mountain, Capilano Lake…とバンクーバー市民が普段から親しみある地名、憩いの場所はスコーミッシュ ネーション の偉大なリーダーの名が由来だと、一体どれほどの人が知っているでしょう?

彼のまたの名はJoe Mathias。今回のPowwowの会場となったのも100 Mathias Roadでした。

当たり前の様に付いている街の名称を辿っていくと歴史的背景が見えてくる。そんな小さな知識を得るだけで、この土地で生活を共にする先住民との小さな架け橋になるのではないでしょうか。

O Canada!

71日はカナダの152周年建国記念日でした。2679歳の日本に比べると産まれたての赤ん坊の様な国ですが、愛国心は熱い熱い。この日は大勢の国民がカナダカラーの赤と白を纏い、至る所でパレードやお祝い行事が繰り広げられます。

地元新聞紙もCanada Dayに因んで、カナダトレビアクイズの特別ページを用意したり。カナダは10の州(Province)3の領土(Territory)から成り、国内では3つの時差が存在します。「O Canada」は正式には1980年に国歌となり、カナダを象徴する動物はビーバー!(クマではない!)などなど、面白いトレビアでカナダの知識を深めてくれます。

カナダ⇄日本のデュアルライフを始めてようやく2年目になろうとしていますが、今回初めて現地で過ごすCanada Day。この記念すべき日に、友人が指揮するローカルバンドの演奏を聴きに、Sunshine Coast にて過ごしてきました。Sunshine Coastは実は島ではなく半島です。切り立った険しい山々の先にある為、交通手段がフェリーか飛行機でしかなく、のどかな美しい自然が残っている私にとって特別で大好きな場所の1つです。

前夜にフェリーに乗り込み、わずか40分で到着してしまうSunshine Coastですが、バンクーバー本土とは全く別の世界に誘われる、そんな景色が待っています。

Canada Day当日は、Sunshine Coastの一番大きな街、Sechelt(シーシェルト)で盛大なパレードが行われます。大きいといっても人口1万人強のとても可愛らしいコミュニティーです。先住民の言葉で「2つの海に囲まれた場所」と言う名の如く、シーシェルトのダウンタウン?エリアは両端をジョージア海峡とシーシェルト海峡に囲まれていて、端から端まで徒歩でも行けるほど。

カナダ人の朝は早い!9:30amから友人率いるバンド演奏が始まり、街の人達と一緒に一気にお祭りムードに!道沿いには街中、と言うか半島中の人が集まったんじゃないかと思う程大賑わい。特に「O Canada」の演奏では、座っている観客も立ち歌い始めたのが印象的でした。

そしてバンド演奏後は、何か合図がある訳でもなく突然パレードがスタートします。笑

クラシックカーの大名行列は、毎年恒例のお決まりらしい。

その他にもSunshine Coastで活動している沢山のコミュニティーグループが2時間ほど掛けて、思い思いにパレードしていき、通りすがる度に沿道の子供達にお菓子やらグッズを配りまくります。

子供達にとっては誕生日とハローウィーンが一気に来た感じ。カナダは子供と老人を大事にするのはもちろん、社会的弱者や動物にとても思いやり深い支援と愛を注ぎます。何だかこのパレードでは、ほのぼのとその心温かい精神が垣間見れた気がしました。

パレードがまた何気な~く終わると(最終グループは地元の消防隊でした)、午後はゆっくりとSunshine Coastの美しい自然を満喫。

Sargeant Bay Provincial Parkでのビーチタイムでは、カナダで初の海水浴にチャレンジ!北緯が高いだけに夏でも忍耐がいる冷たい海水ですが、この日は炎天下だったこともあり(数分)楽しむことが出来ました。

お次は、大好きな針葉樹が香るトレイルへ。

Soames Hill Parkは、片道30分程でサンシャインコーストとお隣のBowen Island(ボーエン島)と遥か地平線上にはバンクーバー島まで眺められる絶景ポイントがあります。

運動した後は喉ごしらえ!と言うことで、道の途中で偶然見つけたクラフトブリューワリーにお邪魔して、 Canada Dayに乾杯~~!

最近のカナダ西海岸はクラフトビール大ブームが起きていて、地域ごとにお洒落なブリューワリーを発見するのも旅の楽しみのひとつ。ここ、Persephone Brewing Companyは、ビールの他にファームもやってたりホップまで育てちゃっている素敵なブリューワリー。

1日の最後はSunshine Coastで開発が急速に進んでいる街、Gibsons(ギブソンズ)へ。ここもまた可愛らしい港町で、カナダのTVドラマ「The Beachcombers」(ビーチコーマーズ)のロケ地になった地元ではちょっと有名な場所です。

港には無数のヨットと個性豊かなボートハウスがぎっしりと並んでいます。

海に浮かぶヨットはなんともロマンを誘いますね。いつかこんなヨットでアイランドホッピングしてみたいなぁ~、と夢見ているとピンク色に染待っていく空にあっという間に過ぎた楽しい1日の終わりを知らされます。

音楽→人→海→山→ビール→空、と大好きなカナダのエッセンスの全てがぎゅっと詰まったCanada Day。カナダは移民の国だからこそ、多種多様な背景を持つ11人がみんなで良い国にして行こうと、そんな明るい志を持って生活している気がします。

また新しい1年、カナダという国をもっと知りたくなるそんな1日でした。