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Mindful Face 10 – Dr.Ginger

2月も末ですが、カナダではまだチラチラと雪が降る日がありました。翌朝は澄み切った冬晴れの空の下、うっすらと雪化粧をした街が眩しかったです。

冬は浄化されるような雪景色と、澄んだ空気が気持ち良い季節ですが、顔面神経麻痺を患っている方にとってはなかなか手強い季節でもあります。なぜなら、冷たい空気に患部がさらされたり身体が冷えることで、血の巡りが悪くなり、筋肉を強張らせ、症状が悪化することもあるからです。

特に冬場は内側から徹底的に温め、巡りをよくしてあげることを心がけましょう。体の内側と外側は面白いほど繊細に、密接に繋がっています。冬だけでなく、年間を通して温活療法を施してくれるお医者様的存在…。それは何と言っても生姜ではないでしょうか。

生姜は食べ物を陰陽で分けると、「陽の食材」。栄養素の宝庫でもあり、主な成分にカリウム、カルシウム、マグネシウム、ジンゲロン、とショウガオールなどがあります。特に、生姜の辛味成分であるジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンは体の内からも外からもポカポカ温活パワーを与えてくれます。

ジンゲロールは「生」の生姜に多く含まれていて、鎮痛・解熱・消炎・発汗作用があり、胃腸の調子を整え、風邪の予防にもなります。強い抗菌効果で体内の熱を取り除き、体の表面を温めてくれる効果も。肩こりや頭痛などの改善はもちろん、生の生姜をすり下ろして作る「生姜湿布」などは皮膚からジンゲロールを吸収させて、血行促進させます。基本的に生姜は体を温める「陽の食材」ですが、ジンゲロールに限っては、体温を下げようとする効果があるので、体調によって「生」か「乾燥」の生姜を使い分けると良いです。

ショウガオールは「乾燥」された生姜に多く含まれていて、ジンゲロールを加熱・乾燥させると一部がショウガオールに化学変化します。ショウガオールは深部から熱を作り出し、血を巡らせ身体を芯から温めて持続させる効果があるのが特徴です。加熱した生姜の温活パワーは、生の生姜よりも強力と言われているので、特に冬場や冷え性の人は積極的に熱を通しましょう!新陳代謝も促進され、血行の改善から美肌効果も期待出来ます。そして更に、抗酸化作用もパワーアップし、ショウガオールには抗ガン作用もあると言われてるので、毎日でも食べたい!

ジンゲロンも加熱によりジンゲロールが変化したものです。新陳代謝の促進・血行の促進で、体を温め冷えを改善してくれると同時に、脂肪燃焼にも役立ってくれます。

となると、生姜は加熱して摂取した方が圧倒的に良いのでは?!と、私は普段から生姜を加熱して食すことがほとんどです。特に、20代の頃から愛読している医学博士の石原結實先生の「体を温めると病気は必ず治る」と言う本の中で紹介されている「生姜紅茶」は、今でも冷えを感じた時や、体を活性化したい時に必ず飲むお茶です。

レシピと言うまでもないくらい簡単で、熱い紅茶にすり下ろした生姜をたっぷり入れて、お好みで蜂蜜やプルーンを入れて熱いうちに飲みます。個人的には甘味はスキップしますが、甘味を加えることで滋養強壮作用があるそうです。これを飲むだけで、体がすぐにポカポカ、ちょっとした不調は吹き飛んでしまいます!

唯一のポイントは、オーガニックの生姜を皮ごと使うこと。生姜の皮にはポリフェノールやジンゲオールが豊富に含まれているので、切り捨てないで全て使ってください。カナダでは比較的オーガニック生姜は安価でどこのスーパーでも取り扱ってますが、購入が難しい場合は、重曹でよく洗って残留農薬を除去してから食してください。

どうせ飲むなら、紅茶にもこだわりたいもの!こちらも出来ればオーガニックのものを!そして、 ティーバックではなくホールリーフ(茶葉をカットしていないもの)を選びましょう。私は、エシカル・サステイナブル・フェアトレード認証されていて、ケニア自社農園直送ホールリーフ茶葉を扱っているJusteaKenyan Black Teaがお気に入り。地元バンクーバーのブランドで、「顔の見える」メーカーを選ぶのも安心安全の基準です。この紅茶を来客に出すと、いつも「美味しい!」と褒められます。

生姜を毎回すったり、切ったり、めんどくさい!手軽に温活パワーを吸収したい!と言う人は、乾燥した生姜パウダーもオススメです。最初からショウガオールの成分が豊富なので、飲み物や料理にパパッと加えられます。

もう一つのオススメは、「生姜ビネガー」。細かく刻んだ生姜を瓶に入れて、ひたひたにビネガーを注ぎ、冷蔵庫へ。長期保存可能なだけでなく、ドレッシングやヨーグルトのトッピングなど様々な料理の万能調味料として使えます。多少なり乳酸発酵する気がして、お酢の味が少しまろやかになります。私はこれを冷蔵庫に必ず常備!お酢と生姜のW血行促進パワーで、冷えを撃退しましょう。

たった一つの食材で、こんな恩恵が得られる生姜は真の温活ドクター!もう直ぐそこまで来ている春に向かって、体内の巡りと体温をしっかり整え麻痺部の硬直や不調を少しでも和らげておくと、春夏の回復力が変わってくる気がします。

体を温めると自然と心も緩みます。リラックスしながら寒さを乗り越え、温かい春を待ってみてはいかがでしょうか。

Slow Life is Busy Life

春が来たと思ってあれこれ過ごしているうちに、夏がやって来ました。バンクーバーの夏は最高の季節です。気温は25度前後ですが日差しが強いので、ジリジリと焼けるように結構暑さを感じます。そして、夜は21時過ぎまで明るい空に誘われて、1日を長く思いっきり楽しめる季節です。

我が家のバルコニーでは冬越えしたハーブ達が青々と生き返り、トマト、キュウリ、長ネギなど家庭菜園している野菜も、太陽が強いおかげもあって、1日でぐんぐん成長していきます。その成長を見ているだけで可愛らしいものです。

新鮮なレモンバームとミントを摘んではよくお茶にしています。レモンバームは自律神経や体の不調を整える効果だけでなく、抗酸化作用によるアンチエイジグ効果や冷え性の改善も期待できる万能ハーブ。フレッシュなグリーンイエローの色と香りにもとても癒されます。

日々の「食」は「スローフード」を心掛けているせいか、何もない日は、1日のうち半分以上はキッチンで過ごしているかもしれないと思う程、食いしん坊はやることがいっぱい!

最近、アーモンドミルクをまた作りはじめました。市販のアーモンドミルクはアーモンドよりも他の原料の方が多く、数%しかアーモンドは入っていません。自分で作るアーモンドミルクは100%アーモンドのみ!!

一晩水に浸したローアーモンドの皮を剥き、フードプロセッサーで砕いてから布で絞ると、真っ白なきれいなミルクが獲れます。

保存料はもちろんないので4−5日で消費しますが、グラノラに入れたり、チャイやホットチョコレートに合わせたりと色々と楽しめます。

朝食のグラノラも手作り。以前ソルトスプリング島のAirbBBのオーナーさんから教えてもらった秘伝(?)のグラノラレシピがお気に入り。ひまわりの種、かぼちゃの種、ココナッツチップ、カシューナッツ、オーツ麦、クランベリー、レーズン、ゴマ、ハニー、などを混ぜ合わせてオーブンでこんがり焼くだけ。もちろん、素材は全てオーガニック。種&ナッツ類はロー(生)のものを選びます。

春先には初めてチックピー(ひよこ豆)でお味噌も仕込みました。大豆や麦で作る味噌とは違って、ちょっと甘めでまろやかな白味噌っぽい味になるのでお気に入りです。

市販のチックピー味噌は少々お高く、量も少なめなので自分で作るのが一番!大豆製品に偏りがちな日本食からちょっと一休みしたい時にもオススメです。

水は水道水から直接飲めますが、カルキ抜きのために我が家は竹墨を入れたウォーターディスペンサーを使用しています。(お隣はコンブチャ!)

竹墨は木炭より水の浄化に優れていて、水中の汚れや化学物質を吸収するだけでなく、炭の成分が溶け込みミネラル豊富なバランスよい水を作ってくれます。毎晩新しい水を組み直すひと手間はあれど、この水は毎日の健康的な飲料水、そして料理用水として欠かせません。

スローライフとは、誰もが優雅でゆったりとした時間を想像するかもしれませんが、とんでもな〜い!!スローだからこそ、何気ない小さな手間暇かかることが沢山あって、干したり、耕したり、洗ったり、摘んだりを繰り返しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。

スローライフは実はとっても忙しい。でも、手作業から芽生える愛着と、美味しくできてくれてありがとうという喜びが、そのものを特別なものにしてくれます。

都市に住む生活の中で少しでもスローライフをクリエイトしていきたいです。

My Morning Rituals

「早起きは三文の徳」と同様、朝をどうスタートするかで1日が決まると言っても過言ではない。1日のムードセッターとなり得る朝だからこそ、ちょっとだけ丁寧に過ごす事を心掛けると心も体もそれに従いちゃんと反応してくれます。

私の朝は一杯の白湯から始まる。お水を大きな泡が立つまで1015分沸騰し続け、水の中の不純物やカルキ臭を取り除き適温50度くらいに冷ましものが白湯。体温に近くする事で吸収し易く体に負担がかかりません。めちゃシンプルで簡単な白湯は「温活」効果抜群!ひと口づつ、ゆっくり飲むとフワ~っと体の中から温まりじんわり汗ばむほど!冷え改善だけでなく、内臓機能を高め、デトックス効果、体の巡り、免疫力をアップしてくれます。

一杯目の白湯を飲んだら好みで生姜やクコの実を浮かべて2杯目を。クコの実はカナダでは「Gojiberry」として知られ、オレンジの数百倍ものビタミンCを含み疲労回復にも役立つスーパーフードです。

その後、毎朝20~30分程ヨガタイム。よほど早朝の仕事がない限り朝晩ヨガを欠かしません。長年愛読している「簡単ヨガレッスン」でまず準備体操~。この本はからだが硬い人のための月曜~土曜まで(日曜はお休み♡)のポーズや、10分~30分コースと用途別レッスンが分かりやすく無理なく続けられるように書いてある。「からだは必ず柔らかくなる」を必至に信じてコツコツ続けていると、驚く程に柔軟性がアップしていきます。

昨日よりも今日の自分がしなやかになっている事を確かめながらのストレッチはちょっとした喜び。準備体操が終わったら、これもずっと続けているシバナンダヨガのポーズを、その日の体の凝り具合を見ながら進める。ヨガはからだを柔らかくするだけでなく、心も柔軟にしてくれます。自分の軸をほぐし調整するその感覚が大好きで、私の朝のハイライトでもある。

ヨガ後は朝食と共に飲むハーブティー選び。7年前にカフェイン断ちをして以来、大好きだったコーヒーとおさらば!今は飲みたいと思う本当に美味しいコーヒーと巡り会った時のみ、年に数回飲んでます。体からカフェインを抜く事で疲れにくい体質になり目覚めもスッキリ!昼間にボーーっとカフェイン欠陥症になることもありません。シャキッッと動ける体を維持出来るので続けています。ハーブオタクの私は10種類以上のハーブティーを常備し、その時々の体調や気分によってセレクトしたりブレンドしたり。

最近のお気に入りはCHAGA(チャガ)! 写真手前の木のような塊で、ロシアやカナダの極寒な地域に生息する白樺に出来るキノコの一種。チャガは白樺の樹液を吸収しながら5~10年程かけて大きくなり、「森のダイアモンド」とも呼ばれています。チャガの健康効果は絶大で、抗酸化作用、抗ガン作用、抗ウィルス作用、アレルギー疾患の予防と改善、糖尿病や高血圧にもテキメン!!と魔法のようなお茶なんです。

私はカナダ東部の政府環境保護地区から採取している貴重なチャガを取り扱っているTealaniのチャガを愛飲中♡ https://www.facebook.com/Tea-Lani-360061730689240/

締めは自分の好きな香りに包まれて、いざ活動開始~!!セージやパロサントを焚いて生活周りの空気を浄化します。パロサントは浄化と同時に良い気を取り込んでくれる南米ペルーに生息する「聖なる木」と呼ばれる香木。地元バンクーバーのナチュラルブランド、Woodlotに教えてもらったどこか懐かしい落ち着きのある香り。スプレータイプも作っていて便利。https://shopwoodlot.ca

白湯→ヨガ→ハーブテイー→香りで浄化、がお決まりのMy Morning Rituals (私の朝の儀式)。

「忙しくてそんな暇ない!!」と叫ぶワーキングウーマンも多いと思うけれど、朝5分でもいいから気持ち良いひと時を作ると1日の流れが変わって来ますよ!どんな小さな事でも自分に心地よいことを出来る範囲で続けるともっと大きな流れに繋がって行く、そんな気がします。