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Wild Raspberry Trail

時間を見つけてはトレイルを歩くのが大好き!!な私。バンクーバーの自宅から車で10分走れば、本格的な山登りが出来るトレイルがいくつもあります。大自然の中で運動もエネルギーチャージも出来て一石二鳥!

6月後半~7月にかけてトレイル脇に生い茂る野生のラズベリーがびっしりと実をつけます。白い可愛らしい花が開花したと思うと一気に実がなり鮮やかな黄色や赤紫色に染まったら食べ頃。トレイルによって何時間歩くコースもあるので、途中でお腹が減ったら横にあるラズベリーをもぐもぐと摘み食いするのが癖になる。笑 

ちなみに、野生のラズベリーはトレイルだけでなく普通に住宅地にも生息しているので、この時期は道端に立ち止まってラズベリー狩りしているカナダ人をよく見かけます。

フレッシュラズベリーのジューシーな果実と酸味が歩き疲れた身体に元気をリチャージしてくれる。清々しい景色を眺めながら自然の恵みを頬張れるなんて…、最高〜〜!

袋一杯にラズベリーを持ち帰り洗ってみると、まるで宝石の様にプリプリキラキラと光輝きます☆ 食べてしまうのがもったいない。

一先ず冷凍して、ラズベリージャムを後日作ってみました。

最近お気に入りの砂糖代用として使っているWholesome! Organic Sucanatと一緒に20~30分ほど冷凍のまま煮詰めます。http://wholesomesweet.com  Sucanatは天然の甘味料でサトウキビ汁を未精製のまま顆粒状に結晶化させたもの。ビタミン、ミネラル、糖蜜が豊富に含まれ、溶けやすいので色々な料理に使いやすい。普通のキビ糖は黒砂糖よりも精製されているので意外にもミネラル分は欠如しているとか。

とろみ役にはカナダブランド NovascotiaOrganics Organic Milled Chia Seedを。こちらは粉末状になっているので効率良く栄養素を吸収でき、スムージーやドレッシングなどにも色々使えて重宝してます。http://novascotiaorganics.jp チアシードは今では健康食品として有名なスーパーフード。αリノレン酸などオメガ3をはじめ植物繊維やタンパク質、ミネラルが豊富!水を含むと10倍に膨らむので腹持ちもよくダイエット食品としても有名です。

煮詰めた後はレモン汁を加えて出来上がり~~!

と、自分流に色々アレンジして出来た待望のラズベリージャムは、ジャムと言うよりソースになってしまった。笑 でも味はやっぱり野生のラズベリーだけあって格別に美味しい!!パンケーキやアイスのトッピング、ソーダ水に割ってみても美味しいかも!

隣り合う自然の恵みに感謝しつつ、ジャムはまた来年リベンジします。

Canadian Beauty

カナダと言う国、ご存知ですか?
「アメリカの上にあって、広いけど寒くて人が住めない場所が多いんでしょ?」と言う答えが大半返って来る。国土面積は世界第2位&日本の27倍と広大な土地の半分は森林地帯。人口は日本のわずか4分の1の約3、600万人。確かに広くて人は少ない、でもカナダにいると自然の偉大さと人間は地球上で生かされているごく小さな小さな存在にしか過ぎないと身をもって実感する事が出来る。そんなカナダの西海岸の都市バンクーバーに拠点を移し東京との往復生活をスタートしました。

メイクアップアーティストだったら業種的にニューヨークやパリに移る方が良いのではと首を傾げる人もいるかもしれない。でも、カナダは私にとって限りない「ビューティー:美」の宝庫なのです。

そもそもカナダは12歳〜18歳の6年間多感な時期を家族と過ごした第2のふるさと。特にバンクーバーは10月〜3月まで続く冬の長雨はあれど気候も温暖でとても過ごし易い。太平洋から穏やかに流れ込んだ湾に浮かぶダウンタウンとその周りを山と水と緑が取り囲み、まるで公園の中に存在する様な美しい町。車で1時間ほど走れば、北の彼方まで広がる氷河を抱いた山の群に出迎えられ、野生動物はもちろん、数えきれない程の湖、川、トレイルがバンクーバーの裏庭だ。

豊かな大自然あってか、バンクーバーはカナダの中でも一番オーガニック意識が高い都市!日本でも環境やヘルシーライフスタイルに配慮し生活して来たつもりだったけれど、バンクーバー市民の意識は更にレベル高し!と言うか、ナチュラル・オーガニックライフが背伸びしなくても日々の生活の中にごく普通に存在するから素晴らしい!私はビューティーのインスピレーションをごく身近なものから受け取る事が多いけど、カナダからもらうインスピレーションは本当に半端ない。毎日生活しているだけで「美しい〜〜」と叫びたくなる風景、文化、人、香り・・・、カナディアンビューティーが日々私に語りかけてくる。

ビューティーを人に例えるなら、それは単に美しいメイクや装いに留まらない。ビューティーとはその人の中から創り出されるもの。そして顔は個性や生き様を映し出す鏡でもあります。メイクアップアーティストはそんな内側に潜むビューティーをも外に輝き放つお手伝いをしているのだと、年を重ねるごとに強く感じるようになりました。

だからこそ私も出来る限り美しく生きたい!自然と都市のバランスが良いバンクーバー を選んだのもごくシンプルにライフスタイルチョイスだ。自分が心地よいと思うライフスタイルを自ら作り丁寧に過ごすことが、とても大事なビューティーへの歩みなのだと改めて感じる今日この頃。
人と比べずに自分らしい生き方をしているだろうか?自分が心から喜ぶことをしているだろうか?自分自身を大切に、正直に生きることが一番輝かしいビューティーのカタチなのだから、まず今目の前にある1日を楽しくどう過ごすか、そこにフォーカスするだけでワクワク!キラキラ!と内面から変わってくるもがある気がする。

これから私らしいカナディアンビューティーライフの日常を自由気ままに綴っていきますので、どうぞ気軽に読みに来てください。