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Land and Sea

どんな時代でも、どんな場所でも、人の心を感動させる普遍的な美しさに私は惹かれます。カナダの大自然は、そんな普遍的な美を、いつもさらりと私の前に繰り広げてきます。

カナダの夏は毎年9月最初の月曜日、Labour Day(レイバー・デイ)の祝日と共に終わりを告げる気がします。この日を過ぎると途端に肌寒さを感じる曇りや雨の日が多くなり、長い冬への扉が少しづつ開き始めるのです。カナダ人は6月~8月の短い夏を謳歌する為に、本当に情熱的に各地方へ駆け巡ります。「夏の間はローカル(地元)のお客とほとんど会わなくなるの。」と、近所の小売店の人が言っていた言葉をふと思い出しました。

7月末までずっと日本に滞在していた私にとって、カナダの夏は数週間しか残っていませんでしたが、1年で最も活動的で美しい季節を逃すまいと、私も残りわずかな夏の日々を精一杯謳歌しました。9月頭にキャンプで訪れたバンクーバー島にあるMiracle Beach(ミラクルビーチ)。ここを拠点とした夏休みは、特に最高の時間となりました。

何キロメートルにも伸びる砂浜に、穏やかでガラスのような海。その優しい海の向こう側には本土沿岸にそびえ立つ氷河を抱いた山々が連なっています。南国のようなサンディービーチと青い海と雪山。シュールにも思えますが、これがカナダ西海岸の典型的な情景です。

朝の引き潮時には、沢山の海の生き物が顔を出します。特にびっくりしたのは、シーアスパラガス(厚岸草)の群生。海水で育つ為、かなりしょっぱいですが、私はこの塩気が大好きで生でポリポリ食べてしまいます。

引き潮の時間にしか姿を見せない自然のアート、砂紋も惚れ惚れする美しさでした。その場に足跡を残してしまったら申し訳ない程、完璧で繊細なグラフィカルアートです。夜は天の河がくっきり見える満天の星空を上に、満ちてくる波の音を聞きながら過ごしました。ミラクルビーチは1日に何通りもの違う美しさを見せてくれる場所です。

ミラクルビーチから車で30分ほど北上したCampbell River(キャンベルリーバー)と呼ばれる小さな町は、「サーモンキャピタル」と呼ばれるサーモン釣りのメッカです。9月頭と言うのに、既に沢山の釣り人で川は賑わっていました。そこからフェリー に乗ること10分。人口4,000人ほどの静かな島、Quadra Island(クアドラ島)にあっという間に到着します。船旅でたった10分の距離だけど、ここでは全く違う時間の流れと、抜群の透明度を誇る海が待っています。

海が豊かだと、生き物も豊か。ビーチ沿いには、生牡蠣やアサリがザクザク!!海岸を埋め尽くすように生息している海藻も青々しく輝いていて、とっても美味しそう!この日の夜、海の恵みで作ったアサリのビール蒸し、焼き牡蠣、海藻ラーメンは絶品でした。

クアドラ島には、カナダ最北端のワイナリーもあります。なんと偶然にもオーナー夫人が日系カナダ人の方で、オーガニックの葡萄で丁寧な優しいワイン作りをしています。地消地産の文化が根付くクアドラ島のシンプルな営みはとても贅沢に感じます。

美しさは海だけではありません。バンクーバー島の中部を占めるStrathcona Provincial Park (ストラスコーナ州立公園)は1911年に設立したBC州で最も古い州立公園です。むか~し昔、私の中学時代、バンクーバー現地校でここに修学旅行・野外研修で訪れたのを覚えています。2,458km2と言う広大な公園は、2,416km2と言う神奈川県面積と比較するとどれだけ広いか少し想像出来るでしょうか。そんなストラスコーナ州立公園は、まさにアウトドアのメッカ。ハイキング、カヌー、カヤック、釣り、ロッククライミング、スキー、と様々なアウトドアスポーツを楽しめます。

とにかく広いので、1日に1箇所と決めて行動するのが精一杯。とある1日、公園内にあるヘレン・マッケンジー湖とバトル湖を周遊する約10kmのトレイルをハイキングしました。Paradise Meadows(パラダイスメドウ)とも呼ばれるこのトレイルは、息を飲むほどの美しさで今回の旅のハイライトとなりました。

ちょうど夏から秋に移り変わるアルペン・ツンドラの紅葉時期で、その名の通りパラダイスの美しさです。大地を埋め尽くす草木の紅葉は満開の花畑のように、秋色のじゅうたんのように、鮮やかに辺り一面を染め上げていました。

沢山の小さな実をつけた山のブルーベリーや、甘~いハックルベリーなど、北の山の恵みも沢山楽しめました。それをご馳走に飛び交う野鳥達。以前からツンドラの紅葉を見たかった私は、パラダイスメドウのハイキングはちょっと別格で、終始足を止めては夢心地の気分に浸っていました。半日のハイキングが終わる頃にはちょっと寂しくなってしまうほど。。。

出口付近で子連れの家族がどのトレイルを進もうか迷っている様子だったので、思わず「このトレイルに行って!本当に最高だから!」と送り出しました。ストラスコーナ州立公園を再訪する時は、また必ず歩きたいトレイルです。

どんな時代でも、どんな場所でも、どんな人にも、自然はその美しさを惜しみなく披露し、人の心を充電してくれます。混沌とした世の中でも、海や山はただそこにあるだけで、全ての人に大きな喜びと感動を与えてくれます。その自然の一部になった時、人がどんなに小さく尊い存在かも気づかせてくれるのです。自然にしか成せない美の技に感服すると同時に、カナダの短い夏は、私にまた素晴らしい思い出をひとつ増やしてくれました。

A walk in the woods

「森へ歩きに行かない?」そんな友人からのお誘いが最近増えました。何て粋でカナダらしいお誘いだろうと常々思います。コロナウィルス感染拡大防止の為、家族以外となかなか外出や外食が出来ない中、唯一カナダの美しい自然は厳しい現状を忘れられる憩いの場を私達に提供してくれます

冬は太陽の顔を忘れる程、毎日雨が降り続くバンクーバーですが、カナダ人は傘もささずに平気で雨の中を歩いたりジョギングしたりします。私は流石に雨の中は歩きたくないと長らく思っていましたが、最近小雨程度ならありかもと、冬の雨の森を歩くのも好きになって来ました。

冷たい雨に濡れた針葉樹と苔蒸した香り、樹々の合間を幻想的に揺れる霧のカーテン、そしてあちらこちらから溢れた小川がトレイルにまで流れ込み、足元でチョロチョロと可愛らしい音をBGMに聴きながら歩くのは何とも清らかな気持ちにさせてくれます。

面白い事に、カナダ人はハイキング中終始お喋りが止まりません。しかもカフェで話す様な本気のお喋りがほぼ休みなく続くのです。これはコロナに始まった習慣ではなく、一緒に歩く相手が家族、恋人、友人、誰であろうと大抵皆ぺちゃくちゃお喋りをしながら歩いている姿が以前から印象的でした。「何をそんなに熱心に話してるんだろうか?」黙々と静寂なトレイルを歩くのが好きな私の素朴な疑問の1つでした。

最近、その疑問が何となく明らかになってきました。カナダ人の友人とハイキングに行く時、歩き始め前半は決まってお互いの近況報告会から始まります。ここ最近何していただの、どんな出来事があっただの、そんな会話を木の根っこを避けながら、雨でぬかったトレイルを登ったり下ったり結構なスピードで進みながら、話し続けます。一通りお互いのアップデートが終わると、お次は大抵自分達が気になっている自治問題の話題へ移行します。実は、私はここのトークが結構好きです。違う人種や文化背景を持つ人が、世の中の情勢やカナダで起きている社会問題をどう捉えているのか、違う角度からの意見は毎回とても興味深いです。ちょっと重いトピックでも、身体を動かしながら、周りの美しい景色も手助けしてか、「この問題についてはどう言う意見?」なんて、さらっと意見交換出来たりするのです。ハイキングも終盤に入ると、話題もその場その場で適当に移りますが、とにかくお喋りはノンストップ。このトレイルでこのスポットが一番お気に入りだとか、急に謎謎やお互いの質問コーナーが始まったり。そんな感じで数時間喋りっぱなしのハイキングが続きます。

ちょっと静かに森の声も聞きたくない?とふと思っていると、「今の音聞こえた?あれはリスの鳴き声ね」とか「ちょっと止まってみて!静かよね~~」なんてちゃっかり自然にも耳を澄ませていたりもするから可笑しくなります。

カフェで会ったり、街に繰り出すよりも、私は森の中で友人と会う時間がどんどん好きになって来ました。美しい自然と冬の澄み切った空気の中では、自然と伸び伸びと会話も弾みます。すれ違う人も皆笑顔で挨拶を交わします。「森へ歩きに行く」は、とてもカナダらしい社交場なのではないでしょうか。濡れた森を歩く度に心が晴れあがります。そして何より、森でお喋りをする度にまた一つ友人の事が深く知り合える、そんな素敵な交流の時間が流れています。

Mirror Lake

もし自分の内面を映し出す鏡があるとしたら、それは静止した湖面であって欲しい。ひと吹きの風もなく冬の澄み切った青空と柔らかい光とともに、外の世界と水面に映り込む内側の世界が完璧にシンクロした風景を見る度、そう思います。

私は「ビューティー」を語る際、必ず外側と内側のビューティーを一緒にお話します。若い頃は外観のビューティーにばかり関心が行っていたけれど、歳を重ね様々な経験を積んで来た中で、自分の外側と内側は密接に繋がり、どちらもそれぞれ色濃く反映していくものと感じるようになりました。

高価なクリームや美しいメイクアップで外側だけを整えても、暴飲暴食の生活をしていたり睡眠不足であったりと乱れたライフスタイルを送っていると、必ず「肌」に表れてきます。ストレスや自分の心情が、「顔」に表れてきます。反対に、綺麗なメイクを纏うことで幸せを感じたり、自信に繋がったり、その人の原動力を高めてくれたりもします。「ビューティー」とは、外側と内側が完璧なバランスにあってこそ、最大限に輝きを増すものではないでしょうか。

1ヶ月半ぶりにカナダに戻って来ると、日本にいた自分は外側の意識に偏りがちであった事に気がつきました。新商品や最高峰のスキンケアやメイクに触れる機会や、情報とモノが溢れる社会で刺激的で充実した時間を過ごしていた反面、「独りの時間」や「自分の内面を見つめる時間」が極端に少なくなっていました。生活のスピードが余りにも違うので仕方ないけれど、大好きなこのジャーナルを書く心のゆとりも減ってしまったり。文章を書く際に「言葉は書くものではなく内側から溢れ出てくるもの」と以前聞いたことがありますが、本当にその通りだと思います。自分自身の時間を大切にしてこそ、外に放つ言葉が生まれてくる気がしています。

先日久しぶりに近所の冬のトレイルを歩き、湖面に映る幻想的な景色を眺めていたら、「外も内も美しく生きる」と言う自分の目指す在り方を示してもらっているようでした。もし、私の外側のビューティーが「第一線の都会(日本)にいる自分」であるとしたなら、きっと私の内側のビューティーは「カナダの自然の中で丁寧に生きる自分」が育んでくれているのでしょう。どちらも自分を形成し切っても切り離せないからこそ、その完璧な鏡のようなバランスが自分の「個性」=「トータルビューティー」として輝かせて行けたらと思うのです。

2月のカナダの森では冬の長雨にさらされた苔がキラキラと明るい緑で照らしています。

地表から溢れ出た雨水や雪解け水が、可愛い音色の支流をあちらこちらに作っています。

今年は春の訪れが早いのか、クロッカスが一斉に顔を出し始めました。そろそろ目映い春色のカナディアンビューティーが私の内面をどう彩ってくれるのかと心待ち遠しいです。

My hidden gems

人に教えたくない秘密の場所があるとしたら、それは間違いなくSunshine Coast(サンシャインコースト)でしょう。

夏の終わりに都市から遠く離れた静かな場所に行きたくなって、サンシャインコーストへキャンプに行って来ました。サンシャインコーストは半島ですが大陸と通じている道路がなく、交通手段はフェリーか飛行機のみ。半島の南部と北部さえも海で隔てられ、こちらもフェリーで移動します。

バンクーバーからまずフェリーでサンシャインコースト南部にあるLangdale(ラングデール)と言う港に行き、そこから車で北上すること1時間20分。更に別のフェリーに乗り継ぎ、サンシャインコースト北部のSaltery Bay(ソルタリーベイ)が今回の目的地。同じBC州内ですが、バンクーバーから実に4時間も掛かります。

そんな不便で陸の孤島のサンシャインコーストの魅力は北部から始まると言って良いほど、想像以上のパラダイスが待っていました。

キャンプ地はもちろん圏外。何か特別な観光ものがある訳ではないけれど、ため息が出るほどの美しい海とビーチ、そして陸には山々に包囲された無数の湖が点在していて、壮大な自然のアドベンチャーランドです。

今回のテーマは「何も計画しないこと」。気の向くままにドライブして、目の前に飛び込んでくる景色を楽しみ、偶然見つけたビーチを散歩したり、キャンプ場の海辺でゆっくりピクニックを楽しんだり。

私はサンシャインコーストを「北のハワイ」と勝手に呼んでいますが、この地域の海は透明度抜群で、海水もぬるめ。鮮やかなエメラルグリーンやトルコブルーに輝く海に飛び込まずにはいられません。

海辺には、何十回も繰り返し素潜りの練習をしている頬笑ましい親子がいたり、読書をしている人や、近隣からカヤックでやって来てお昼寝してたり、それぞれが思い思いに夏の1日を過ごしています。

サルタリーベイから車で34km程北上すると、Powell River(パウエルリバー)と呼ばれる古き良き可愛らしい田舎町があります。田舎町と言っても19世紀には豊かな森林源を生かしたパルプ産業が栄え、世界的に紙の生産を支える産業都市として成長を遂げていた時代も。豊かな海洋生物が生息する海では時折イルカやクジラが目撃されるそう。

ローカルに勧められたPowell Lake(パウエルレーク)の湖畔に小さなビーチがあり、周りの針葉樹がそのまま溶け込んだようなモスグリーンの湖水の中でのんびりと泳いで、本当に気持ち良い場所でした。

ひと泳ぎしたら半島北部の最終地点、Lund(ランド)へ。ここはサンシャインコーストを一線で繋ぐ約156kmのハイウェイ101が終わる所です。ランドから内陸に10分ドライブするとOkeover Arm Provinciual Park(オケオーバー・アーム州立公園)があります。

長い入り江に面したこの州立公園は、カヤックやヨットマンにとって憧れの場所、「この世の天国」とも呼ばれる壮大なフィヨルド地帯に広がるBC州最大の州立マリンパーク、Desolation Sound Marine Provincial Park(ディソレーション・サウンド・マリーン州立公園)の入り口でもあります。

引潮の浜辺で、ローカルのグループがしゃがみこんで一生懸命に砂を掘っているので尋ねてみると、なんとオイスターとアサリが獲れると!バケツ一杯に入った大量の貝を誇らしげに見せてくれました。

試しに手でちょっと掘ってみると、XLサイズのアサリがゴロゴロ出てくる、出てくる!!何十年ぶりの潮干狩りを思いもよらず一緒に楽しませてもらいました。(注:海や川で海産物を獲るにはBC州のフィッシングライセンスが必要です。)

この日の夜の食卓に並んだのは、もちろん、掘ったアサリのビール蒸しと帰り道に地元の漁師ファミリーから購入した見事なハリバット(大鮃)のステーキ!!その日の恵みをその日に頂く贅沢なご馳走に大満足。

豪華ディナーの後は、お決まりマジックアワーの時間帯。まだ日も長く午後8時半過ぎが日没です。自然が染め上げる空のファンタジーは飽きる事がありません。

そして、この日は丁度満月の前夜。薄暗くなって来た夜空に浮かび上がる山のシルエットから太陽のように輝きながら、神々しく昇って来る月を見た瞬間、何事かとびっくりしてしまいました。鏡の如く静止した海面にムーンロードが照らされ、その光景があまりにも幻想的で平和で、違う時空に迷い込んだかのような、心から感動した夜でした。

食べて、泳いで、寝て、歩いて。。。何も特別なことをしないシンプルな時間こそが最高に贅沢な時間なのだと、サンシャインコーストは教えてくれます。いつもここに来ると魔法のような美しい世界が待っています。

それは、道に迷って偶然たどり着いた景色が一番のお気に入りとなるような、そんなささやかなプレゼントを与えてくれる秘密の楽園なのです。

O Canada!

71日はカナダの152周年建国記念日でした。2679歳の日本に比べると産まれたての赤ん坊の様な国ですが、愛国心は熱い熱い。この日は大勢の国民がカナダカラーの赤と白を纏い、至る所でパレードやお祝い行事が繰り広げられます。

地元新聞紙もCanada Dayに因んで、カナダトレビアクイズの特別ページを用意したり。カナダは10の州(Province)3の領土(Territory)から成り、国内では3つの時差が存在します。「O Canada」は正式には1980年に国歌となり、カナダを象徴する動物はビーバー!(クマではない!)などなど、面白いトレビアでカナダの知識を深めてくれます。

カナダ⇄日本のデュアルライフを始めてようやく2年目になろうとしていますが、今回初めて現地で過ごすCanada Day。この記念すべき日に、友人が指揮するローカルバンドの演奏を聴きに、Sunshine Coast にて過ごしてきました。Sunshine Coastは実は島ではなく半島です。切り立った険しい山々の先にある為、交通手段がフェリーか飛行機でしかなく、のどかな美しい自然が残っている私にとって特別で大好きな場所の1つです。

前夜にフェリーに乗り込み、わずか40分で到着してしまうSunshine Coastですが、バンクーバー本土とは全く別の世界に誘われる、そんな景色が待っています。

Canada Day当日は、Sunshine Coastの一番大きな街、Sechelt(シーシェルト)で盛大なパレードが行われます。大きいといっても人口1万人強のとても可愛らしいコミュニティーです。先住民の言葉で「2つの海に囲まれた場所」と言う名の如く、シーシェルトのダウンタウン?エリアは両端をジョージア海峡とシーシェルト海峡に囲まれていて、端から端まで徒歩でも行けるほど。

カナダ人の朝は早い!9:30amから友人率いるバンド演奏が始まり、街の人達と一緒に一気にお祭りムードに!道沿いには街中、と言うか半島中の人が集まったんじゃないかと思う程大賑わい。特に「O Canada」の演奏では、座っている観客も立ち歌い始めたのが印象的でした。

そしてバンド演奏後は、何か合図がある訳でもなく突然パレードがスタートします。笑

クラシックカーの大名行列は、毎年恒例のお決まりらしい。

その他にもSunshine Coastで活動している沢山のコミュニティーグループが2時間ほど掛けて、思い思いにパレードしていき、通りすがる度に沿道の子供達にお菓子やらグッズを配りまくります。

子供達にとっては誕生日とハローウィーンが一気に来た感じ。カナダは子供と老人を大事にするのはもちろん、社会的弱者や動物にとても思いやり深い支援と愛を注ぎます。何だかこのパレードでは、ほのぼのとその心温かい精神が垣間見れた気がしました。

パレードがまた何気な~く終わると(最終グループは地元の消防隊でした)、午後はゆっくりとSunshine Coastの美しい自然を満喫。

Sargeant Bay Provincial Parkでのビーチタイムでは、カナダで初の海水浴にチャレンジ!北緯が高いだけに夏でも忍耐がいる冷たい海水ですが、この日は炎天下だったこともあり(数分)楽しむことが出来ました。

お次は、大好きな針葉樹が香るトレイルへ。

Soames Hill Parkは、片道30分程でサンシャインコーストとお隣のBowen Island(ボーエン島)と遥か地平線上にはバンクーバー島まで眺められる絶景ポイントがあります。

運動した後は喉ごしらえ!と言うことで、道の途中で偶然見つけたクラフトブリューワリーにお邪魔して、 Canada Dayに乾杯~~!

最近のカナダ西海岸はクラフトビール大ブームが起きていて、地域ごとにお洒落なブリューワリーを発見するのも旅の楽しみのひとつ。ここ、Persephone Brewing Companyは、ビールの他にファームもやってたりホップまで育てちゃっている素敵なブリューワリー。

1日の最後はSunshine Coastで開発が急速に進んでいる街、Gibsons(ギブソンズ)へ。ここもまた可愛らしい港町で、カナダのTVドラマ「The Beachcombers」(ビーチコーマーズ)のロケ地になった地元ではちょっと有名な場所です。

港には無数のヨットと個性豊かなボートハウスがぎっしりと並んでいます。

海に浮かぶヨットはなんともロマンを誘いますね。いつかこんなヨットでアイランドホッピングしてみたいなぁ~、と夢見ているとピンク色に染待っていく空にあっという間に過ぎた楽しい1日の終わりを知らされます。

音楽→人→海→山→ビール→空、と大好きなカナダのエッセンスの全てがぎゅっと詰まったCanada Day。カナダは移民の国だからこそ、多種多様な背景を持つ11人がみんなで良い国にして行こうと、そんな明るい志を持って生活している気がします。

また新しい1年、カナダという国をもっと知りたくなるそんな1日でした。

Beach Camping

夏至も過ぎてバンクーバーにも本格的なサマータイムがやって来ました。そして、待望のキャンプシーズン到来!

今年の初キャンプは自宅から車で40分程のPorteau Cove Provincial Parkへ。ここはHowe Sound(ハウサウンド)と言う海峡に面した絶景のビーチキャンプが楽しめて絶大な人気があるキャンプ場です。予約が取れたら超ラッキー!予約受付開始の4ヶ月前に問い合せても、既に埋まっているほどの激戦地なのです。

都市のすぐ背後に素晴らしい大自然が鎮座していて、海も山も楽しめる。この都市と自然の距離感がバンクーバーの最大の魅力です。

大自然の中でのキャンプは、気づけば私の中で最高に贅沢なホビーになっています。一箇所にとどまり、ただ刻々と流れゆくものを眺める時間ほど特別な過ごし方はありません。同じ場所でも朝・昼・晩と全く違った表情を魅せてくれる自然のシアターを見ている時間がとにかく大好きで、ゆっくり読書でもしようと持参した本さえ開くことはまだありません。笑

今回は初のビーチキャンプだったので、その楽しさは更に新鮮でした。目の前の海と空のパノラマパラダイスにかぶりつき放題!なのですから。

朝は静寂な時間。いきものの活動が始まる前の鏡のごとく静かな時間です。そんな何の気配も感じないフレッシュな景色を目撃するのは、ちょっぴり得した気分になります。

昼は眩しく賑やかな時間。風も波もエネルギッシュに動く時です。

テントを張り始めたのは昼の1時過ぎでしたが、暴風と言わんばかりの強い風。作業にどっぷり2時間弱も掛かり、万が一の雨用に持ってきたタープを風よけにしなければテントが吹っ飛ばされる勢いに圧倒!!

夕暮れ時は1番儚く、惚れ惚れする時刻。

私が一番好きな時間帯です。

日中遊んでいた海鳥たちが巣に帰る準備を始め、空のキャンバスでは毎分変わっていく色の芸術がゆっくりと繰り広げられます。気がつけば嘘の様に風が止み、潮も満ち、白い星がうっすらとチラつき始め、キャンプ場の彼方此方でパチパチとキャンプファイヤーの音が。薪の音と炎の灯だけを残して、辺り一面黒のカーテンに包まれ始めると夜になります。

そんな時を繰り返し過ごしていくと自分も自然の日課の一部に溶け込んでいるようで、大きなゆりかごの中のいきものの存在の小ささと尊さを感じます。

キャンプ場に立つテントも人間も本当に小さな小さな点の存在。

都心では気づかない、言葉でも表現しずらいそのスケール感を体感することはとても大事なライフレッスンではないでしょうか。キャンプを通して知るカナダの壮大なビューティー(美)にいつも胸一杯になり、また、この夏はあと何回行けるだろうと数えずにはいられません。

The winter wonder trail

トレイル好きな私は冬でもやはり山に入りたくなり、近所の裏庭(山)でスノーシューに初挑戦!家から車で30分程のMt. Seymour(マウントシーモア)は、標高1,449mでスキー場やハイキングコースも沢山あります。

今年のバンクーバーの冬は稀にみる晴天続き。あまり雨や雪に恵まれていませんが、Mt. Seymourのスキー場まで登るとそこには白銀の世界が待っていました!遠くにはアメリカのMt.Baker(マウントベーカー)が見える絶景ポイントからスノーシュースタート!

夏に歩くトレイルは木の根っこや起伏が激しい箇所がゴロゴロあるけれど、冬は全て雪の中。湖や川面も全て氷で覆われています。夏場より歩きやすいと思うほど、登り下りはあるものの緩やかな雪道にサクサクと響くスノーシューの足音が何とも心地良い!

白の世界は静寂でピンと張り詰めた緊張感みたいなものがあって、ちょっとの音や小動物の足跡まで敏感にキャッチできる無地のキャンパス。深い森に差し込んでくる冬の太陽の光が、キラキラと真っ白な表面を照らして宝石の様に眩く輝かせます。それを眺めるだけでとても清らかな気分になれる雪マジック。

白という色は何て無限大の色なのでしょう。白を見ているだけで頭も気持ちもスッキリ洗われていきます。澄みきったカナディアンブルーの晴天の空と重なれば最高の色のコントラスト!トレイルの道中、大自然が見せてくれる自然のギャラリーに心奪われるばかりです。

往復約5kmのDog Mountain Trail (ドッグマウンテントレイル)の頂きは、バンクーバーとその背後の山々が望める絶景ポイント!ここまで登って来るともう汗だく。

午前中仕事をして、午後からサクッとスノーシューに出掛け自然の世界に溶け込むことが気軽に出来てしまう日常。海あり山ありのバンクーバってやっぱり素敵な街だなぁと、しみじみ感動してしまいます。

冬のトレイルの美しさと楽しさを教えてくれてありがとう!と、また一つ私の中のカナディアンビューティーが増えました。

Homecoming

新しい年を迎えてすでに25日目。早くも最初の1ヶ月が終わろうとしています。年末年始は仕事で日本に長期滞在していて、第2のホームグラウンドのバンクーバーに約1ヶ月半ぶりに戻ってきました。

久しぶりにバンクーバーの空気を思いっきり吸い込み、カナディアンブルーの空と水、深い緑の針葉樹、そして薄っすら雪化粧をした山々に囲まれると、本当に心が洗われます。美しい場所に住まわせてもらっているなぁ~と、改めて感動する日々の再スタートです。

東京とバンクーバーを行き来していると見える景色も時間のスピードもあまりに違い、まるで時差のように慣れるまで少々時間を要することもあります。コンクリートジャングルの東京は人・モノ・情報が渦巻いていて、日々圧倒されながらも世の中で起こっている最先端を一気に吸収できる場所です。

情報過多になったり、人工的な色が多過ぎてちょっと疲れますが、一歩地方に飛び立つと日本の長閑な美しい自然が広がりホッとする自分がいたり。

バンクーバーは人やモノが少ない分、自然の恵みが沢山あります。家から15分程のトレイルを歩くと、そこは人間がとてもちっぽけな存在で様々な生命と共存していることを教えてくれる場所です。

キツツキがせっせと木を蝕んでいる光景を目にしたときは、「おかえり!」と言われているようで微笑ましくなったと同時に、「この木そろそろ倒れない?」と不安になるほど小さな鳥の威力にびっくりさせられました。カナダの自然はいつも驚きに満ちています。

2019年、カナダはUS NEWS&WORLD REPORTから「世界最高の生活水準」の国でトップに表彰されました。日本は13位。反対に、同じレポートで「世界最高の国」部門では日本がスイスに続いて2位。カナダは3位でした。

どちらの国が良い悪いではなく、東京とバンクーバーと、ある意味正反対の2都市で時間を過ごし仕事出来ることで常に新しい視野とバランスを学んでいます。今までにない面白いスパイスを人生に加えてもらいながら。

互いの場所の良いところを持ち運んでそれを共有していける自分になれるよう、しなやかな心と頭を持って日々楽しみたいです。どこにいても自分らしく、2箇所のホームグラウンドがあることで見えるものを大切にしながら、ボーダレスなクリエイターでありたいです。

今年最初の満月は、SUPER BLOOD WOLF MOONでした。この名の由来は、①満月が地球に接近して大きく見える(SUPER-MOON)、②皆既月食により月が赤く照らされる(BLOOD- MOON)、③1年最初の満月(WOLF-MOON)、が重なることだそうで、私もバンクーバーでタイムリーに観測できました。

次に北米で観測できるのは2037年頃だそうで、その時の自分はどう在るのか想いを馳せながら、今年もカナディアンビューティーを綴って行きたいと思います。

*写真撮るのが遅過ぎて(笑)、SUPER BLOOD WOLF MOONの赤い月光は眼にしっかり焼き付けました!

Fall Camping

人はなぜキャンプに行くのでしょう。私がキャンプの楽しさを知ったのはここカナダに来てから。

10月になると冬季閉鎖されるキャンプ場も多い為、9月最後の貴重な晴れの週末を利用し、いざ秋キャンピングへ!バンクーバーから車で東へ1時間程のRolley Lake Provincial Parkへ行って来ました。

カナダではProvincial Park(州立公園)が管理するキャンプ場が数多く点在し、夏のハイシーズンともなれば毎日予約で一杯になります。キャンプ場によっては水洗トイレ、シャワー、ファイアーピットがあったりと施設も充実してますが、デジタルデトックスも兼ねて敢えてWIFIが飛んでいない場所を選んで出掛けます。1$35程で泊まれるキャンプ場がほとんどで、車ごと自分のスポットに停泊でき気軽にキャンピングが楽しめちゃう。気軽と言っても州立公園の中。大自然の中でお隣のキャンパーとも距離感&プライベート感も確保されていて開放感は抜群!9月に入ると予約なしで入れるキャンプ場も多く、早い者勝ちでスポットゲットというのもカナダらしい。

美しい大自然の中に溶け込むように設営されているキャンプ場に向かう途中、海原のように広がる鬱蒼とした針葉樹の中から幾つもの細いキャンプファイアーの煙がもくもく立ち上がっている光景を見る度に、人間の営みはこの地球上で小さな点にすぎないと思いが巡ります。同時に何か愛おしく、微笑んでしまう。

暗くなる前にテントを組み、寝床を整え、火種になりそうな松ぼっくりや小枝を周辺から拾って来て身支度完了。あとは自由気ままにトレイルを歩いたり水辺でゆっくり過ごしたり。ゆらりとした時間の流れを気の向くままに過ごすのは何より贅沢なリラクゼーション。Lake周辺は美しい自然の宝庫。秋らしく食べられそうな?きのこ群も彼方此方に生息していました。

夕日が山に沈んだらファイアーピットでディナーの支度に取り掛かります。コンロやグリルもあるけれどキャンプファイアーでじっくり調理するのがとにかく楽しい。カットした野菜をオリーブオイルで焼くだけで魔法をかけた様に格別な美味しさになるのはなぜだろう?

料理だけでなく、夜の闇を明るく暖かく照らしてくれるのもキャンプファイアー。パチパチと心地よく弾ける薪のBGMとシダーウッドの焦げる香りに包まれながら、人間の文明は火を起こし操ることから始まったんだよね、なんて普段考えない様な事に想いを巡らせながらぼ~っと見入ってしまう。

設営地を少し離れるとそこは一寸先もが漆黒の闇。日常では出会わないちょっと怖さを覚える暗黒世界に包まれる時、月の明るさや頭上に瞬く無数の星達の存在に美しさだけでなく、安堵感を覚えありがたく感じたりもする。その暗い静けさの中で物音がするとこの土地には人間だけでなく他の何か生き物が共存し、私達が「お邪魔してます」というある種の緊張感も芽生えてくる。Bear Area (熊地区)という看板があればなおさら。身の回りの匂いのするものや食やゴミの扱いには十分に気をつけないと大惨事になり兼ねない。

実はキャンピング中で私の一番好きな瞬間は夜明けにやって来る。静かな夜の終わりにいつ気づいたか、どこからともなく1匹の鳥がピピピッと鳴き声をあげるとそれにつられて一斉に森中の鳥が元気にモーニングソングを歌い始める。一体何10種類の鳥が住んでいるのだろうと驚くほど、多種多様な鳴き声が可愛らしいハーモニーを奏でる。この自然のシンフォニーとも言える音色をテントの寝袋の中で初めて聴いた時、「キャンプって素晴らしい!」と大きな感動を覚えた。

キャンピングは都会で不自由なく暮らす日常から抜け出し、ある意味私達をごくシンプルな原点に立ち返らせてくれる。まだほんのビギナーで何も語れはしないけど、そのアナログさと一瞬なれど自然の生態系の中にお邪魔して一緒に「営む」非日常的な体験に究極のキャンプの楽しさがある気がする。来年はどこにテントを張りに行こうと今からワクワク待ち遠しい。

Beauty in this world

  • 私事ですが、今日は自分の誕生日だったので最近ずっと気になっていたCypress Provincial ParkにあるEagle Bluffsに登って来ました。全長8km程のこのトレイルはバンクーバー, Howe Sound (ハウ海峡), そして遥か彼方のアメリカまで一望できる絶景ポイントなのです。

ここ数年、歳を重ねるごとに誕生日は単にお祝い〜!パ~ティ~!みたいな派手な行事ではなく、「生」=LIFEについてよく考えるスペシャルな日になっています。

自分を産んで愛情一杯育ててくれた親に感謝。

人生という壮大な旅を共に歩んでくれている夫に感謝。

そして自分は人としてこの1年少しでも成長出来たかな?と問いかけます。

ほとんどの人は人生を過去か未来に生きているらしい。過去への執着。未来への不安。この瞬間にしかない尊い「今」を生きている人は本当に少ない。私も紛れもなく過去か未来に大半意識がさまよっている派で、、、カナダに来て「今」を謳歌する事を日々学んでいます。

私の大好きなトレイルハイキングは人生に似ていて、歩んだ道(過去)は後戻り出来ない。ただただ「今」ある道をひたすら歩くのです。トレイルは木の根っこがそこら中に貼り巡っていたり、デコボコの岩道を進んだり、その瞬間の「今」自分の足元だけに集中して歩かないといけない。

過去も未来も考える余裕などなく、ただ懸命にトレイルを歩く。一歩一歩進むその瞬間に肌で感じる風、森の匂い、鳥のさえずる声、名も知れぬ野花の可憐さに心を奪われる途中経過が一番心に残って好きだりする。

もちろん何キロも長いトレイルを歩けば楽しい事ばかりではない。ゼーゼーハーハー言いながら、何故こんな山あり谷ありの道を来てしまったのか考えながらようやく到達した先の頂点(未来)には必ず絶景が待っている。その頂点に辿り着く度に「人生は美しい!!」と心から感動するのである。

頂点に着いたら、又次のトレイルを歩きたくなる。新たなる絶景を見るために。

「今」を歩む幸せと豊かさを噛み締めながら。

Wild Raspberry Trail

時間を見つけてはトレイルを歩くのが大好き!!な私。バンクーバーの自宅から車で10分走れば、本格的な山登りが出来るトレイルがいくつもあります。大自然の中で運動もエネルギーチャージも出来て一石二鳥!

6月後半~7月にかけてトレイル脇に生い茂る野生のラズベリーがびっしりと実をつけます。白い可愛らしい花が開花したと思うと一気に実がなり鮮やかな黄色や赤紫色に染まったら食べ頃。トレイルによって何時間歩くコースもあるので、途中でお腹が減ったら横にあるラズベリーをもぐもぐと摘み食いするのが癖になる。笑 

ちなみに、野生のラズベリーはトレイルだけでなく普通に住宅地にも生息しているので、この時期は道端に立ち止まってラズベリー狩りしているカナダ人をよく見かけます。

フレッシュラズベリーのジューシーな果実と酸味が歩き疲れた身体に元気をリチャージしてくれる。清々しい景色を眺めながら自然の恵みを頬張れるなんて…、最高〜〜!

袋一杯にラズベリーを持ち帰り洗ってみると、まるで宝石の様にプリプリキラキラと光輝きます☆ 食べてしまうのがもったいない。

一先ず冷凍して、ラズベリージャムを後日作ってみました。

最近お気に入りの砂糖代用として使っているWholesome! Organic Sucanatと一緒に20~30分ほど冷凍のまま煮詰めます。http://wholesomesweet.com  Sucanatは天然の甘味料でサトウキビ汁を未精製のまま顆粒状に結晶化させたもの。ビタミン、ミネラル、糖蜜が豊富に含まれ、溶けやすいので色々な料理に使いやすい。普通のキビ糖は黒砂糖よりも精製されているので意外にもミネラル分は欠如しているとか。

とろみ役にはカナダブランド NovascotiaOrganics Organic Milled Chia Seedを。こちらは粉末状になっているので効率良く栄養素を吸収でき、スムージーやドレッシングなどにも色々使えて重宝してます。http://novascotiaorganics.jp チアシードは今では健康食品として有名なスーパーフード。αリノレン酸などオメガ3をはじめ植物繊維やタンパク質、ミネラルが豊富!水を含むと10倍に膨らむので腹持ちもよくダイエット食品としても有名です。

煮詰めた後はレモン汁を加えて出来上がり~~!

と、自分流に色々アレンジして出来た待望のラズベリージャムは、ジャムと言うよりソースになってしまった。笑 でも味はやっぱり野生のラズベリーだけあって格別に美味しい!!パンケーキやアイスのトッピング、ソーダ水に割ってみても美味しいかも!

隣り合う自然の恵みに感謝しつつ、ジャムはまた来年リベンジします。